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2012年12月

森 絵都 『永遠の出口』

21rgdjvrnjl__sl500_aa300__2楽天BOOKのポイント欲しさに、ダメ元でサラッと読めればよいか…と勝った一冊が、予想を裏切る良作!!!



森 絵都って、知ってる気がする・・と思ったら、この人の『アーモンド入りチョコレートのワルツ』読んでました。
確か、ちょっと風変わりな”おはなし”集、だったと思う。
元々が児童文学書いてた人らしいけれど、本作はちゃんとした大人向け(と、いうよりは、青少年向け?)の小説で、であるのに、不覚にもアラフィフのアタシがエピローグではちょっとウルッときた。

どの時代にも、どこにでもいる、ありきたりな女の子の、それでもそれなりの葛藤や青春の蹉跌のある小学三年から高校卒業までを描いたもので、家族を浮き彫りに描いた『時の雨』や、こてんぱんに砕け散った高校時代の初恋の顛末を描いた『卒業』の章にぐっときたのは、アタシ個人の体験に負うところが多いのだろうな・・・・と思うけれど、読む人それぞれに”ツボ”がある作品のような気がする。

『フィッシュ・ストーリー』

誤訳で廃版になった本 511vxmsil__sl500_aa300_
意味のない歌詞
世に出るには早過ぎたロックバンド
冴えないバンドスカウトマンとその息子
5人の正義の味方
呪われた怪奇テープ
寝過ごして修学旅行先で降り損ねた秀才女子高生
終末思想で人々を煽動する新興宗教
突然のシージャックと深夜のレイプ未遂

よくもまぁ、こんなストーリーが・・・というハチャメチャな事象が、破天荒ながらもぐるぐると絡まりあって、最後は鮮やかに1本に繋がる。
まるで手品を見ているような、B級なんだけど観た後、面白かったぁ・・・・と思える1本。

伊坂さん、すごいなぁ・・・思考回路を図に書いて欲しい!!

森山未来が頭ボサボサなのにカッコ良すぎたわ♡
あと、ヨリモって何!??って言ってた頃は、”何、この子?こんな怖い子がTVに出ても良いの!???!って思ってた多部未華子ちゃんが可愛く見えてくるのは、見慣れたせい???
高良健吾くん、あれが肉声なら、なかなかいい声してると思う。
伊藤淳くんは『ダブルフェイス』の時と同じくらいいい味出してた。あの子、決して”主役キャラ”じゃないけど、でもものすごい存在感あるし光ってるよね。
伊坂作品には欠かせない岳ちゃん、最後意外な展開が最高!!!
運命の女性との出会い…きっちり”辻褄”あってたね。

塩野 七生 『愛の年代記』・菊池 寛 『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』

51hhetas5xl__sl500_aa300_母が主宰する読書会で読むからちょっと調べて欲しいと言われ、読んでみた。塩野さんの作品はやはり歴史長編に才が光ると思うけれど、エッセイや歴史掌編も面白い。中世ヨーロッパの世俗が垣間見え面白かった。

あまりに有名な菊池寛の代表作。 41a3n2cpfl__sl500_aa300_

有名ゆえに、あらすじを知っているだけで読んだような気になっていた(恥)が、新聞のコラムで採り上げられていたのを目にし、初めて原作を読む。

解説で吉本隆明氏(だったと思う…)が言われているように、菊池寛の正義感や人生観が顕れる歴史小説集だと思う。

私的には『恩讐の彼方に』よりも『藤十郎の恋』『忠直卿行状記』の方がショッキングで心に響いた。

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