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充実&消耗

6月24日(日)

チビは試験前というのに容赦なく朝から試合。
お弁当持たせて送り出したら手持無沙汰になるので、ツレアイがバスの中に吊ってあったというチラシを持って帰ってくれて、一緒に行こうか…と言っていたけれど結局出張まで機会がないまま彼の留守中に会期を終える藤城清治の影絵展を観に行くことにした。
120624_085909ちょうど10日間のムジークフェストも最終日、ということで、あと一つくらい聴いておきたいな~…と、公式ガイドブックを睨み、9時の開館に美術館に入り、10時半から12時半までのピアノのチャペルコンサート(http://www.naraken.com/musik/624.html)を聴き、2時半からのスポーツジムのレッスンを受ける計画を立て、出発!!

8時半に学校に着くように行く、というチビと一緒に出たのでは少し早いか・・・・と、チビを送り出した20分後くらいに出発、予定通り9時に美術館に着いてビックリ!!!
会期最終に近くなると混雑が予想され、入場制限も考えられるが、朝の早い時間は比較的すいている・・・とHPの案内で見てはいたけれど、開館時間の9時にはもう長蛇の列。
くはぁ~~~、抜かったbearingチビと一緒に出れば良かった!!と思っても後の祭り。開館より2,30名ずつの時間差入場で、何回目かにギリギリアタシの前で切られ、やっと入場できたのが9時半過ぎ。
それでも、並んで観た甲斐はありました!!!
絵本や挿絵やポスターで観たことはあるけれど、やはり原画の影絵の美しさは比類がない。
『米寿記念』の展覧会だったそうだけれど、米寿を過ぎられてなお意気軒高。サイン会に来られるたびに奈良の街や寺社のデッサンをされ、それも展示されているので、最終日の24日が一番展示作品数が多くなっていたことになり、ラッキー!!!
藤城さんの影絵と言えば、どことなく西欧風なイメージだったけれど、西遊記の影絵あり、バリの影絵劇ワヤン・クリの影響を色濃く受けた『ラーマー・ヤナ』の人形たちや、『西遊記』の影絵など、オリエンタルな雰囲気のものも味わい深く、アタシの好きな楽器モチーフもたくさんあり、チビやおネエにも見せてやりたい!!と思った。
そして、マドリッドでピカソの展示室を観たときにも思ったのだけれど、どんな作品でもやはりしっかりとしたデッサンがなされていることに感銘を受けた。
やはり、基礎基本はどんな大家にも、いや、大家ほど(だからこそ、大家となっているのだろう)大切なんだなぁ。。。。。Dscn0473_2

ゆっくり作品を観て、また、ミュージアムショップで絵葉書を前にあれこれ目移りし、美術館を出たのが10時半を回っていた。

焦っても仕方がないと腹を括って、ピアノコンサートの会場である教会に向かう。
と、これが(アクセスを確認するためにHPを閲覧し、もしやとは思っていたけれど・・・・)バリバリの日曜礼拝。信仰を持たないものには非常に居心地悪いものだったけれど、讃美歌『慈しみ深き』は、友人や後輩の結婚式でも何度か謳ったことがあり、信仰の有無は別にして、伸びやかに歌うことは、カラオケも縁遠くなった身にはとても気持ちが良い。

讃美歌斉唱の後、ムジークフェストの一環のコンサート。
演奏曲は
シューベルト  『アヴェ・マリア』『水の上に歌う』(リストによる編曲)
ベートーヴェン 『ソナタ第32番 OP.111』

ピアニストの方は、今回のムジークフェストではこの教会での演奏の他に、大学講堂やホテルでのランチコンサートにも出演されていたけれど、この教会ではクリスチャンであることをカミングアウトされ、クリスチャンとして同じ信徒に向けて演奏することを意図されていて、ベートーヴェンのソナタでは、それぞれのメロディについて、どんなことば(聖書のことば)を思い浮かべながら弾いているかをスクリーンに映写しながら、というかつて観たことのない試みをされていて興味深かった。
ご本人自身もMCで仰っていたけれど、「教会での、礼拝に集まった信者に向けての演奏、と思っていたけれど、こんなにたくさんの、キリスト教に関係のない方も集まってくださって、ピアニストとしての自分とクリスチャンとしての自分とが不可分になり、混乱」されていたようで、あれれ?というミスタッチもあったけれど、そこに彼女の、ご自身の立ち位置に苦悩される演奏者の懊悩も感じられ、すごく生々しい魂の揺らぎを感じさせてもらった。
”卆なく””聴かせる”ことを目的とし、ちんまりと無難にこなされるリサイタルでは感じたことのないもので、とても新鮮でした。120624_115758
コンサートやリサイタルはもちろん聴衆あってのもので、だからこそ”聴かせる”演奏をしなく”てはならない”のだろうけれど、音楽は演奏者のもので、演奏者の魂が聴衆を揺すぶる、のだとすれば、演奏者の懊悩や動揺もひっくるめて鑑賞できるのが生の醍醐味かな…と。


演奏の後、牧師さんのお説教があるというので、「今しばらくお付き合いください」と言われたのだけれど、信者でない聴衆の方が続々退場されるのに便乗して、アタシも退出。
120624_123023
そこからぶらぶら地図も見ずに、方向感覚だけで歩いてならまちを抜け、若い起業家を支援するスペース「夢 CUBE」(http://www.mochiidono.com/CCP010.html)にご姉妹で出店されているタイ料理とタイ雑貨のお店でランチ。
可愛い鹿のパイがついたタイ米にタマリンドの酸味と生姜の利いたゲーンハンレイというカレー。すっごくスパイシーで汗がどっと出るけど、後味爽やか。メニューに書かれていた通り、”やみつき”になりそうでした。

この後は、ヨガでお世話になった(今は嫁いでアメリカにいらっしゃる)あっこ先生の妹さんあゆみさんのカフェで、出来立てのアップルパイを頂き、半日の奈良散策はおしまい。

自宅近くのスポーツジムに戻って、2時半から5時半までスタジオレッスン3本とクロストレーナー(手と足とを一緒に動かすウォーキングマシーン)、チビが5時半に学校を出た、というので5時半からジムの露天風呂に入って、買い物を済ませチビより先に帰宅。
チビが出掛けている間目一杯フリータイムを満喫。
夜はもう早々に眠くなってしまい、試験勉強頑張ってるチビには申し訳なかったけれど、ゴメ~~~ン!と10時半には就寝してしまいました。

あ~~~、くたくたになったけど楽しかった!!!!

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コメント

>ナオミ先生
そうなんですよ。心すっきり大満足!!・・・・・ではあるのですが、カラダは正直で、最近もう毎日毎日くったくた。
夜ベッドに入るともう数秒のうちに、隣で時差ボケしてるツレアイが夜中に起き出そうが何しようが全然気づかないくらい深い眠りに落ちてます。
これってカラダに良いのやら、悪いのやら・・・(苦笑

すごい!!
一日をこんなにフル活用されるなんて、さすがですね。
ブログから、とっても充実した一日だったことが伝わりました。
したいことを目一杯時間を使ってすると、心もすっきり、そして大満足だったんじゃないでしょうかhappy02

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