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井上 ひさし 『日本語教室』

著者の母校上智大学での4回の講演を再現したもの。

日本語学の大家大野晋さんや金田一春彦さんが著していらっしゃるものと堂々とタイトルぶつけてきているあたりに、井上ひさしさんの意地と洒落っ気が感じられる。

『国語事件殺人辞典』や『國語元年』などの脚本をものし、日本語について掘り下げて考え続けた著者らしく、日本語教室、と銘打って日本語について語りながら、しかし、学者でなく作家、脚本家であるゆえに著者の国家観や国際観、歴史観が伺えて面白い。

小学校で英語を学ぶことへの危惧や「正しい日本語」「美しい日本語」などあり得ない

使っている人の言葉のそれぞれが日本語で、その総和が日本語なのだと僕は思っています。だからわれわれ一人一人が日本語を勉強して、日本語を正確にしかも情感をこめて、自分のことはちゃんと相手に言えるし、伝えることができる、そのような言葉を一人一人が磨くしかないと思っています。

というご意見にはまったく同感!!!

せっかく生まれたときから身の回りにあり、苦なく使いこなしてきた言葉だからこそ、学ぶ価値の低いものだとないがしろにし、他の国の言葉を振りかざす前に、民族に受け継がれてきた美しいことばや用法を正しく次世代に守り伝えていきたいものだ…と思うのだけれど。。。。。

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