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伊吹 有喜 『風待ちのひと』

風待ちのひと

著者:伊吹 有喜

風待ちのひと

読んだきっかけ:なんかのレビューを書くときに一緒に検索に引っ掛かってきたのを図書館にリクエストしたのだけど、すごく良かった!!!

感想:『ラ・トラヴィアータ』のアリアとグールドのピアノの音色に乗せた良質な大人の童話、、といった感じ。(アタシ自身はマリア・カラスの『椿姫』は鼻歌うたえるほどに聴きこんではいないし、グールドに至っては様々な逸話は知ってはいても未だに聴いてみたことがないのだけれど)

キンコさん、好きだわぁ。。。
アタシはガクがなくても人品匂い立つような齢の重ね方をしたいなぁ…とずっと思ってきた(家柄はどうあがいても後付けできないものだけれど、ガクはお金と時間さえかければ誰にでも等しく身に付く。一方人品はその人の生き方そのものにかかっていて、家柄や学歴やガクの高さに関わりなく本人の生き様と気持ちひとつでブラッシュアップできるものだから…。それって、単にガクや家柄のない人間の遠吠えなんでしょうけれど・・・・)から、キンコさんのような人がまさに理想!!!
2章を読み終えるまでに”あ〜〜、そうそう。ガクがなくても、立ち居振る舞いが美しくて、丁寧に生きている感のある人は良いよねぇ”と思っていたら、次の章でキンコさん「アタシにはガクがない…」って卑下してた。すごい親近感。

この作者知らないな…と思っていたら、『四十九日のレシピ』の著者だった(だから、レビューで引っ掛かったんだな)
肉親を喪ったものの喪失感と再生が、哀切だけど、温かく、そしてとても救いのあるストーリー展開で描かれているあたり、共通してるね。
アタシ的には書評の評価が高かった『四十九日のレシピ』より好き!

おすすめポイント:最愛のご子息を喪くされた友人に勧めたい。。。。

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