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ゲージュツの秋

にふさわしい日々を過ごしております(笑)

9/24(土)1780214888_65_2



オペラ『カルメン』鑑賞
一緒に行こうと半年ほど前からチケットを買っておいたのだけれど、仕事が積んできた妹が休日出勤のため行けなくなり、ツレアイに声を掛けたものの
「悪いけど、全っ然興味ないねん。誰か興味ある人見つかるとええけどなぁ…」ということで、ダメ元でチビを誘ってみると
「部活終わってから行けるかな。ちょっと遅れるかもやけど・・・」と意外にも乗り気!
幸い座席指定だったので、ホールで落ち合うことにしてwww

オーストリアバーデン市劇場のメンバーによる公演は、ウィーンだけでなく中東欧の歌手を擁しながらきっちり原語のフランス語で演じられ、カルメン役の歌い手さんが鳴らすカスタネットはとても正確で美しい音!(アタシは、フラメンコでカスタネットを始めて半年にもなるのに、まだ正確に音を刻めない)

開演の15分ほど前に『学校出た』と連絡してきたチビは、学校から30分弱で着く劇場に迷いながら辿り着いたようで、1幕後の幕間に入ってきた。
残念ながら、彼女が一番楽しみにしていた「ハバネラ」は聞き逃し(多分ロビーで映像は見られたのだろうけれど、音声はダメだったのでしょう・・・・)パンフレットを熟読した後は3,4幕は殆どうたたね。
残念!!まぁ、会場暗いしね・・・・・catface

終演後は、ツレアイがお友達との飲み会に出かけていたので、久々チビと二人で外食。
他愛ない日々の話や、今見たオペラのカルメンの生き方や心情なんかをとめどなく話す。
子どもと一緒に芸術鑑賞して良いのは、子どもが知識やなんらかの感情を得ることもさることながら、それが子どもと話すきっかけになること・・・・
そんな中で「世間知らずだったチビも大人っぽい考え方するようになったなぁ」とか、成長を垣間見ることができたりする。

9/25(日),26(月)
フラメンコの発表会に向けての自主練習。
25日はスタジオで、26日は小さなお子さんがいらっしゃるのでスタジオでは無理、とおっしゃる方のご自宅にお邪魔して、いずれもみっちり1時間半躍り込み。
気合の入った方たちと練習するのはすごい刺激になるし、自分の未熟さを突き付けられ、さすがのアタシもやや焦り・・・・・
ここまで来たら焦っても仕方がないのだけれど、先生のフォローなしで、自分のできていないところやいつもひっかかる点を洗い出せたのは自主練ならでは。。。。
教える、教わるだけでは定着はしないことは経験上わかっているのだけれど、ここでもまた痛感。

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9/27(火)
京都市美術館。
チビも行きたがっていたのだけれど、ちょっと時間が取れそうにないので夕方の仕事のない9月のうちに…と、仕事が終わってから京都へ。
お目当ては新聞屋さんから優待券をもらっていた『ワシントン ナショナルギャラリー展』だけど、同じ美術館の隣の展示室で『フェルメールからのラブレター展』もまだ開催中という贅沢な期間で、どちらかの半券でもう一方も団体割引で観られる、ということで、仕事が終わるツレアイと待ち合わせの時間まで他に何も予定がないので、閉館時刻まで2展をゆっくり観るという贅沢な午後。

『ナショナルギャラリー展』はまさに印象派勢揃い!といった感じの豪華な作品群。
モネの『日傘の女』の空が好き!
油絵など描いたことがないので毎回美術展を鑑賞するたびに思うのだけれど、どうやってあんな重そうな顔料で、あんな明るく軽やかな色が出せるんだろう??色って重ねたら重ねるほど彩度や明度が落ちるはずなのに……
また、あれだけ大きなキャンバスによくあれだけバランスよく配置して描けるものだと、画家という人たちの計算力の高さに恐れ入る。

ナショナルギャラリーの代表作としてよく目にする、柵の所で女性が腰かけてこちらを向き、隣でパニエで裾の広がったスカートをはいた女の子が柵につかまって向こうを見ている作品のタイトル、今回初めて知りました。
『鉄道』っていうんですね。鉄道はほとんど描かれていないのに…
みなさんご存知でした???

『フェルメール…』の方は、オランダの室内画を集めているので、どれが誰の作品だか、ちょっとアタシには見分けがつかないくらい画風が似ていましたが、展示してある全作品に解説板が敷設され、寓意やメッセージがとてもわかり易かったww

先にナショナルギャラリー展を観たので、閉館時刻間際だったせいか、フェルメールの方が混んでいたような印象で、特に、フェルメールの3作品を展示した部屋は、一番最後の部屋だったこともあり、作品の前には人だかり、そして、ほかの部屋にはボランティアの監視員の方が座ってらしただけだったのに、フェルメールの「青い服の女性」の前には警備員が仁王立ちしていて、とても物々しい雰囲気でした。

それにしても、日本の美術館も変わりましたね。
新婚旅行でルーヴルに行ったときに(『モナ・リザ』は防弾ガラスのケースに入っていたけれど)各部屋の壁に無造作にいくつもいくつも掛けられた名画の数々に度肝を抜かれたり、その後もオルセーやウィーンの美術史美術館、プラドなどでも、所蔵数が莫大なためか、壁面に所狭しと並べられた中に、教科書で観たことのある作品を見つけたりして、、、、
数点を仰々しくライトアップして展示し、作品の前にはロープで柵がしてあって作品には容易には近づけなかった日本の展示方法とのあまりのギャップに文化の違いを見せつけられたものですが、この十数年で日本でも作品との距離がずいぶん縮まりました。
日本人の鑑賞マナーが向上した為でしょうか・・・・
また、美術館鑑賞が、とても身近なものになったということも感じます。 1780214888_101

生の絵を傍で筆やパレットナイフの使い方まで確かめながら見られるのとはずいぶん違うけれど”この顔、初来日”を観たがっていたチビにはカタログを買って帰りました。
食後にさっそく広げて観て、「ベルト・モリゾの作品が良かった」と言ってました。

本当はね、こんな感性の瑞々しい高校時代、もっともっといろんなものを見せてやりたい、聞かせてやりたい、経験させてやりたい・・・のですけれど、アメリカで高校生活を過ごしている友人のご子息が「クレイジーだよ!」という通り、日本の中高生は、その学生生活の大半を受験勉強と部活動に縛られて過ごす。文字通りそれは、それ以外のことに気持ちを向けることを否定する『呪縛』
まだまだ”人間性を磨く”ということに対してスペシャリティにしか重きを置かない日本の教育観gawk
いや、”一致団結”という、軍隊教育の名残か???
ジェネラルでグローバルな人間形成を目指すには、日本の文明開化はまだまだ黎明かもしれません。

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