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海堂 尊 『アリアドネの弾丸』

アリアドネの弾丸

著者:海堂 尊

アリアドネの弾丸

読んだきっかけ:ドラマで『マドンナ・ヴェルデ』を見て、久々に海堂作品を読んでみたくなり。

感想:海堂作品は大抵どれを読んでもハズレなし・・・・なのだけど
さすがに”粗製乱造”気味ですかね。

立て続けに起こった二つの事故死(殺人事件!?)
医療機器メーカーの技術者と、AIセンター副センター長に”天下っ”た元警視庁刑事局長が、お馴染み東城大学医学部附属病院の最新検査機器コロンブスエッグのコックピットで死体となる。
バラバラになり入り混じった二つのジグソーパズルのピースを解き明かすのは、これまたお馴染み白鳥調査官(ダメだ、アタシにはど〜しても阿部ちゃんの絵しか浮かんでこない。原作の白鳥調査官と阿部ちゃんとは似ても似つかない風貌である、、、、にも拘らず(-_-;))

海堂氏が死後画像診断の熱心な推奨者であることは、これまで種々の氏の作品やエッセイから知ってはいるけれど、本作はその力みが最高潮に達した感じで、アタシのような低レベルパンピーにはまだあまり馴染みのないAI技術やAI機器についてのあまりにも思い入れたっぷりな専門的な事象が満載な上、これまた海堂氏お得意の”これまでの作品読んだ人にはわかるよね〜”的要素がいつもに増して鼻につき・・・・・(『螺鈿迷宮』は確かに読んだけど、あの作品では蝸牛型の病院とその没落しか印象になくて、登場人物の関連なんて綺麗に飛んでるので、こうこれ見よがしに、しかも小出しにリンクされると、イライラが募る)
そして何より、今回殺人事例があまりにもグロく、また、高階院長(これまた、國村隼さんしか浮かんでこない。『光の剣』ではすごく好印象を持ったのに、この人だけは悪人なのか正義の人なのか、作品を読むたびによくわからなくなる)の人物像もまた胡散臭く、アタシ的には海堂さんの自己満足作品と位置づけたい。

おすすめポイント:これ読むなら、直前に『螺鈿迷宮』を読んで置かれることをお奨めいたします。

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