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篠 綾子 『浅井三姉妹 江姫繚乱』

浅井三姉妹 江姫繚乱

著者:篠 綾子

浅井三姉妹 江姫繚乱

読んだきっかけ:図書館の新刊案内を見て

感想:中学社会以来日本史を系統立てて学んだことがない、ということもあり
お市の方、そして茶茶くらいまでは知っていても、茶茶の妹たち、お初、お江については、今の大河がなければ知ることはなかった

戦国時代の女性については、多分、その人物像を詳細に記した史料などないのだろうから、この作品に描かれる江姫が史実に基づいているのかどうかはわからない。
けれど、女性が家と家、氏と氏の盟約のための道具、あるいは人質として位置づけられていた時代、男女共同参画、共生の時代に生きる私たちには想像もつかない複雑な感情のうねりがあり、アタシ達現代女性には到底我慢のならない忍耐があったに違いない。

”産み、育てる”性、そして自分の産み落とす子どもの父を眞に知りうる存在である女性には、自分に流れる『血』を伝え残す、というほぼ本能と化した強い意思が、男性以上にあるのかもしれないし
その強い意思を持つからこそ、女性は強く生きられる、のかもしれない。

自らの意志を持ち、自らで自らの人生を切り拓けるが故に、様々なストレスを抱える現代女性よりも
ほとんど選択の余地のない人生を生きながら、その限られた裁量権の中で、真摯に自分の生き方を確立する戦国女性の方が、生き生きとしているように見えてしまう。

おすすめポイント:大河ドラマのよい予習ガイドになります♪

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