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宮尾 登美子 『美しきものへの巡礼』

雑誌に連載されていたものだそうだから、宮尾さんが実際に取材し、感じられたことを限られた字数にまとめられたものだから
なんだか中途半端な感は否めない。

が、宮尾さんの審美眼や”ひとが作り出すもの”への価値観は
大店に生まれ育ち、女流作家として大成した人間のおおどかなカンロクを感じさせるが、白洲正子のそれよりはもっと市井の人間に寄り添っている。


一流品、というものは、それを持つ自分に、その品物に見合う品格が備わってから、自分が一流の人間になってから・・・・と思っていたが、猫も杓子も札ビラ切って”一流品”と呼ばれるものを買い漁った浅ましい時代をみてきただけに
自分にそれに相応しい品格がまだ備わらず、万年二流人生であることも相俟って、”一流品”とお金とを等価交換する、ということに嫌悪感を抱いてしまったアタシには、多分触れることもないであろう世界ダケド、でも、そういう世界にもきさくな水先案内人がいることはありがたい、と思う。

解説が落合恵子さん、というのも、不思議な偶然。

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