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永井 路子 『裸足の皇女』

永井路子さんの作品は、中高時代に読み漁ったことがあり、本作もなんとな~~く既読感

しかし、当時系統立てて日本史を学んでおらず、また、古代王朝の多夫多妻制、異母きょうだい間の婚姻の習慣による姻戚関係の煩雑さを整理することができず、この短編集もひとつひとつをひとつのコラム、のように読んでいた。

が、子育て期の暇に任せた里中満智子『天上の虹』(既刊分のみ)読了で鵜野讃良(後の持統天皇)の生涯を追ったこと、その後に永井女史の『美貌の女帝』を読んだこと、また、去年の娘の推薦入試対策で、娘が借りてきた膨大な古代女帝関連資料を読み漁ったことなどから、この短編集が少しずつ登場人物がかぶりながら見事に時系列に筋が通り、一大モザイク画になっていることにようやく気づいた。

古代史の血なまぐさい権力闘争、権謀術数の数々は、知ってはいても後味が悪いけれど、いやぁ、いつ何度読んでも永井さん面白いわ。
司馬遼太郎さんのより文章も流麗だし・・・・
大河ドラマに因んで改めて『流星』『乱紋』を読みたくなった。

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