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落合 恵子 『セカンド・カミング』

人生の二度目の出会い。

小学生の頃、夢中になったのは立原えりかさんのファンタジーの世界だった。
文庫本の著者紹介欄に(昔は今ほどプライバシーポリシーだのなんだの言わない、のどかで大らかな時代だった・・・・)載っていたご住所にたどたとしいファンレターを出したら、立原さんの童話世界のようなあわあわとしたタッチの絵葉書でお返事が来て、大感激をし、それ以来東京都練馬区、という地名がアタシの中に深く刻み込まれたのは言うまでもない。
そして、中学生の頃は、落合恵子さんのエッセイにすごく傾倒した。
当時には少数派だった家族形態の中で、女性として、ひととしての生き方を懸命に模索していらっしゃる、ちょっと気負いのある文章に、多感な思春期のアタシはずいぶん刺激を受けた。
大学生になり、落合恵子さんが主宰されているという青山のクレヨンハウスに是非行ってみたい!!!と思ったのも、その頃からの想いをずっと持ち続けていたからだろう。
高校時代は森瑶子さん。


そして、今。
当時の落合さんの年齢を超えてから、再び落合さんの著書を手にした。
新聞でも静かに”老い”に向き合っていかれるご様子がエッセイで伝わってくるけれど
高校大学時代の友人を巡る、フィクションともノンフィクションともつかないこの作品には、あの頃と変わらない、生き方探索への真摯な姿勢と共に、すべてを柔らかく受け入れる”歳の功”の穏やかさが漂い、心地良い。

いつか、”今”のこの苦闘を、穏やかに振り返る日が来ることを念じつつ、でも、やはり”今”これから、ジタバタせずに出来事や感情をおおらかに受け入れるレッスンを重ねていきたい・・・と思う。

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