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2011年2月

一区切り

長女の進路が決まりました。

残念ながらアタシの後輩にはなれませんでしたが、父(ツレアイ)の後輩になりました。         
先日受けた国立の結果発表はまだですが、本人は、給与奨学金も決まっているし、もう合格が決まったこの大学に進学するつもりのようです。

今日まで応援してくださった皆さん、天国のおじいちゃん、おばあちゃん、本当にありがとう。感謝!感謝です!!!!

次女の進路決定まであと半月。
体調崩さず、最後まで頑張り抜き、家族みんなで笑顔の春を迎えたいものですcherryblossomcherryblossom

無力感

いのちをひとつ、この世に送り出すのは確かに親なのに
生れ落ちたその命に対して、なんと親たるものの無力なことか・・・・weep

子どもによりよいものを与えたい
できれば失敗よりは成功体験をたくさん味わわせてやりたい
どの親も等しくそう望むだろう。

しかし、多くの場合
親は子どもの成否の鍵とは遠いところにいる。
その子の努力を一番身近で長い時間見てきて
どんなにその子の長所や頑張りを親が認めていても
その子を”評価”するのは他人。

なるべく、失敗の傷を体験させぬ為に、舗装した歩き易い道を探してやるのも親心。
また、成功するに越したことはないけれど、失敗もまた成長の糧、ということも
親は自身の経験から知っている。
子どもが失敗をしたとき、転んだ時
親の真価が試されるのかもしれない。

おネエの同級生のママ友から
「来年ももう1年勉強することが決まったよ~down」というメールが来た。
「準備不十分は自業自得」「妥協して欲しくないし、させたくないし」と。
それを納得し決断したおネエの友達の意気や良し!!と思う。
アタシも、それを思わぬでもないけれど
「この就職難の時に、よっぽどの大学を狙うのでないならば、浪人するのは無意味gawk」という
厳しい社会人の妹の意見にも、一理ある。
今日の試験で結果が出せていること、
基準点ギリギリ・・・という自己採点の結果が、どうか良い方に転ぶようにと
発表日まで毎日祈ることしかできない。

そして、今日、人生初の不合格を喰らったチビには、
「チャンスはまだあるんだからさ。次は絶対大丈夫だよ!」と声を掛けることしかできない。

親とはなんと無力な存在なのだろう・・・・・crying

小川 糸 『ファミリーツリー』

ファミリーツリー

著者:小川 糸

ファミリーツリー

読んだきっかけ:小川糸さんの作品をもっと読みたい・・・って思ったから。そして、表紙の装丁画を見て、どこかのブックレビューで紹介されてたっけな???と朧ろな記憶が甦ってきた。

感想:信州穂高の素晴らしい大自然の風景の中で織り成される少年と少女の成長譚。
とっておきのハッピーエンド。
最近立て続けに読んだ小川糸さんの作品(つってもたった3冊だけなんだけどさ)の中で、一番好きかも。。。。
ハーレーウンチ事件は最高!!
菊さんのつくる料理や、引退後の丁寧な暮らしは本当に素敵。今の自分にはきっと(そして、多分将来もきっと)できないだろうけれど、少しでも近づけるといいな・・・と思う。

子どもにだって、いろいろあるさ。
でも、そんなぐちゃぐちゃいろいろを、
あるがままにぎゅうっと受け止められるのは
悲しいことも幸せなことも、楽しいことも、辛いことも、たぁ〜〜くさん経験した人生の大先輩(=お年寄り)なのかもしれない。

核家族化とか、もはや核家族ですらそれぞれがバラバラになってて家族の崩壊とか、お年寄りを中心に成り立っていた昔の大家族制への回帰論とか、あれこれ偉そうに語られるけれど
そんなつべこべ”理論武装”しなくたって
それぞれの人のパーソナル・ヒストリーの中に、がっしりしたファミリー・ツリーが誰にだってある。
淡々と自然と出来事とを描写した暖かい筆致に引き込まれていくうちに
自分の中でもあぁ、そうだ、アタシにもこういうことってあった、あった・・・って
きっと誰もが(まったくおんなじ経験でなくたって)琴線が震えるって思うんだ。

『食堂かたつむり』と同じく、生と死とがモチーフになっているけれど、この作品は『食堂・・・』よりもたっぷりと、死からの再生が描かれてるし、それがキラキラしてて本当に嬉しい。
うん、「死」って決して終わりなんかじゃない、そこから確かに受け継がれていくものってあるから・・・
アタシだって、生きてたら絶対に話したり頼んだりしないこと、いっぱいおじいちゃんやおばあちゃんに話しかけてるもん。
そして、生きてて離れて暮らしてたときよりも、もっともっと身近に感じて、頼りにしてるもん。。。

おすすめポイント:生きることに絶望している人にはどんな言葉も届かないことがある
そんな時に、この本に手を伸ばしてくれたらなぁ・・・って
おもう。

永井 路子 『裸足の皇女』

永井路子さんの作品は、中高時代に読み漁ったことがあり、本作もなんとな~~く既読感

しかし、当時系統立てて日本史を学んでおらず、また、古代王朝の多夫多妻制、異母きょうだい間の婚姻の習慣による姻戚関係の煩雑さを整理することができず、この短編集もひとつひとつをひとつのコラム、のように読んでいた。

が、子育て期の暇に任せた里中満智子『天上の虹』(既刊分のみ)読了で鵜野讃良(後の持統天皇)の生涯を追ったこと、その後に永井女史の『美貌の女帝』を読んだこと、また、去年の娘の推薦入試対策で、娘が借りてきた膨大な古代女帝関連資料を読み漁ったことなどから、この短編集が少しずつ登場人物がかぶりながら見事に時系列に筋が通り、一大モザイク画になっていることにようやく気づいた。

古代史の血なまぐさい権力闘争、権謀術数の数々は、知ってはいても後味が悪いけれど、いやぁ、いつ何度読んでも永井さん面白いわ。
司馬遼太郎さんのより文章も流麗だし・・・・
大河ドラマに因んで改めて『流星』『乱紋』を読みたくなった。

佐藤 多佳子 『第二音楽室』

第二音楽室―School and Music

著者:佐藤 多佳子

第二音楽室―School and Music

音楽をモチーフにした青春小説(?というジャンルがあるのか、単なるアタシ独自の造語ダケド・・・)はこれまでいくつか読んだけれど
大作『船に乗れ』よりも掌編集『よろこびの歌』よりも、こころにストンと落ちた

4章あるうち、アタシは最終章の『裸樹』が一番好きだったかな。
”できる”とか”能力が高い”とかいうことは、本来賞賛に値するものなのに、それが表出するとそれを排除し抹殺しようとする陰湿な”イジメ”に遭ってしまい、学生時代はできるだけ目立たないように、賢しらでないように息を詰めて過ごさなければならない・・・・そんな、理不尽な腐れ社会に生きる若者たちの閉塞感って、ものすごくよくわかる

”能ある鷹は爪を隠す”ことが美徳であり、”三歩下がって影を踏まず”という貞淑さが歪んだ形で増幅してはいないか?
そのくせ、”あるがまま”であることを標榜しつつ、陰でみっともなくもいじましい悪戦苦闘をして”イタい若作り”に励むオバサンたち・・・・

そんな閉塞感の中に身を置き、そんなハハオヤ世代をみて育っている若者が、”自分らしさ”を求めてもがき傷つく中で、心開放されるものに出会えた・・・というのは福音だ。
それが音楽であれ、なんであれ・・・・・。

続編の『聖夜』も是非読んでみたい。

宮尾 登美子 『美しきものへの巡礼』

雑誌に連載されていたものだそうだから、宮尾さんが実際に取材し、感じられたことを限られた字数にまとめられたものだから
なんだか中途半端な感は否めない。

が、宮尾さんの審美眼や”ひとが作り出すもの”への価値観は
大店に生まれ育ち、女流作家として大成した人間のおおどかなカンロクを感じさせるが、白洲正子のそれよりはもっと市井の人間に寄り添っている。


一流品、というものは、それを持つ自分に、その品物に見合う品格が備わってから、自分が一流の人間になってから・・・・と思っていたが、猫も杓子も札ビラ切って”一流品”と呼ばれるものを買い漁った浅ましい時代をみてきただけに
自分にそれに相応しい品格がまだ備わらず、万年二流人生であることも相俟って、”一流品”とお金とを等価交換する、ということに嫌悪感を抱いてしまったアタシには、多分触れることもないであろう世界ダケド、でも、そういう世界にもきさくな水先案内人がいることはありがたい、と思う。

解説が落合恵子さん、というのも、不思議な偶然。

落合 恵子 『セカンド・カミング』

人生の二度目の出会い。

小学生の頃、夢中になったのは立原えりかさんのファンタジーの世界だった。
文庫本の著者紹介欄に(昔は今ほどプライバシーポリシーだのなんだの言わない、のどかで大らかな時代だった・・・・)載っていたご住所にたどたとしいファンレターを出したら、立原さんの童話世界のようなあわあわとしたタッチの絵葉書でお返事が来て、大感激をし、それ以来東京都練馬区、という地名がアタシの中に深く刻み込まれたのは言うまでもない。
そして、中学生の頃は、落合恵子さんのエッセイにすごく傾倒した。
当時には少数派だった家族形態の中で、女性として、ひととしての生き方を懸命に模索していらっしゃる、ちょっと気負いのある文章に、多感な思春期のアタシはずいぶん刺激を受けた。
大学生になり、落合恵子さんが主宰されているという青山のクレヨンハウスに是非行ってみたい!!!と思ったのも、その頃からの想いをずっと持ち続けていたからだろう。
高校時代は森瑶子さん。


そして、今。
当時の落合さんの年齢を超えてから、再び落合さんの著書を手にした。
新聞でも静かに”老い”に向き合っていかれるご様子がエッセイで伝わってくるけれど
高校大学時代の友人を巡る、フィクションともノンフィクションともつかないこの作品には、あの頃と変わらない、生き方探索への真摯な姿勢と共に、すべてを柔らかく受け入れる”歳の功”の穏やかさが漂い、心地良い。

いつか、”今”のこの苦闘を、穏やかに振り返る日が来ることを念じつつ、でも、やはり”今”これから、ジタバタせずに出来事や感情をおおらかに受け入れるレッスンを重ねていきたい・・・と思う。

汗かいた

今日はホントに春みたいな陽気でしたねtulip

仕事が午前中で終わったので、市役所に行ってツレアイから頼まれていた書類を貰ってきた後、自宅の最寄駅まで電車で帰り、会員になっているドラッグストアとショッピングモールで買い物をして、谷を下り、国道を歩き、山を登って25分かけて住宅地の図書館へ
そこから銀行に寄って用事を済ませ、また10分かけて坂を上って自宅まで帰ってきました。

いつもなら職場の近くからバスで1本、30分で帰ってくる道を
途中寄り道したとはいえ、職場を出てから1時間10分かけてうちに帰って来ました。
朝から暖かかったから、今日は薄手のコートを着て出たのだけど、それでも汗かきましたぁ
良い運動になったなww

その道中、ここ数日もやもやと心にかかっていたことをつらつらと考えてました。

アタシは別に、”どうしてもこの学校に入って欲しい”なんて思っているわけではない。
そりゃ、△大だけじゃなく、○○大にも受かっててヨカッタァ・・・とか
○○大より□大に行く方がカッコイイよな、とか、授業料のことを考えればできれば国立に合格して欲しい・・・とか、見栄とかエゴとかが全くないわけではないけどさ・・・・
でも、それよりなによりアタシが鬱々と心塞いでいるのは
思うような手応えがなかったことに対して、「メッチャ難しかった」とか(そんなことは過去問で十二分にわかっているはず!!)、隣の人がとか試験監督が・・とか、自分にはなんともできないことに愚痴や不満を並べ立て、「勉強が足りなかった」とか「これではダメだ、次は絶対悔いのないように準備しよう」とか自分に戻っていく反省がないことが不甲斐なく情けない。
初めてでもあるまいし、グズグズと愚痴にして流すエネルギーを、何故に前向きな反省とそれに基づいた次への実践に活かさない!!!!決して親に無理強いされた進路でも志望校でもなく、他でもない”自分自身”が決めた進路だろうが!!                             

でも、それはこうして歩いている間に、やっと自分の中で整理できたことで
おネエには、そういう整理した形ではなくただただ不快感、嫌悪感をぶつけてしまったのだから、彼女が「おかーさんは、自分が満足する結果を出さないから機嫌が悪い」と思ってしまっても仕方がないthink

アタシの前では不貞腐れて反抗的な態度でいる彼女だけど
チビと一緒に勉強している和室では、なにやら話をしながら泣いていたようだから、
まだ結果の出ていない大学の、解答速報でやってみた自己採点がまさに過去の合格基準点(合格最低ライン)ギリギリだから、本当に当否が不安なんだろうな・・・・・とは思う。
でも、これで終わったわけでなく、まだ立ち向かうべき試験が残っているのだから、いつまでも結果の出ないことに捉われて、不安に沈んでいるだけでどうすんのさ!と歯痒いのも事実。
一か八かの博打のような姿勢で受験に臨んだアタシだから、腹の括り方も並大抵ではなく、だからそんなアタシには、繊細な娘の気持ちなど、わかってやれないのかもしれない。

などと、あれこれ考えて、汗と一緒に心の澱も流しだしてデトックス
田舎モノのアタシには、こうやって自然と十分な時間の中で自分と向き合う時間が必要なのかも。。。。。

一応(ここで近況をご覧くださっている方へ、ご報告)

おネエも関西の私大、受験した2校とも合格いただきました。
それでも心がパッと晴れないのは、何故かなぁ????
先日臨んだ、彼女の第一志望の私学のデキがあまりよくなかった(らしい)から?
それとも、まだ本命の国立の受験が残っているのに、すっかり合格した関西の私大に行っても良いや~みたいな感じでだらけ切ってる姿が鼻につくから??


取り敢えず・・・・
チビは昨日、本命の県立高校の特色選抜(と言って、一般入試より1ヶ月ほど前に一定数の生徒(チビの志望校の場合全募集人数の1割)を、その学校独自の試験問題で選抜します。いわば、ダメモトでのチャンスの一つ、のようなもの)の受験日でした。
いつもポーカーフェイスのチビ、帰ってきてもできたともできなかった、とも言わず、すぐに明々後日からの学年末試験の勉強を始めました。

あ~~、わかった!
おネエはとにかく、試験が終わると”難しかった”だの”吐きそうだった”だの”隣のヤツが席揺らしてきた”だの”試験監督のオバチャンが休憩時間ごとに換気とか言ってドア開けるから寒かった”だの、自分の努力不足を棚に上げて不平や愚痴を垂れ流すから、こっちまでどよ~~んとなるんだな・・・・
やっぱ、愚痴とか不平不満ってものすごぉ~~い害悪だangry
安易に垂れ流すもんじゃないね・・・・

小川 糸 『食堂かたつむり』

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

著者:小川 糸

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

読んだきっかけ:『蝶々喃々』に続く小川作品

感想:いいなぁ。。。。
    とってもいい。
    大人の童話。

同じ小川糸さんの作品でも、『蝶々喃々』の栞の”純愛”よりも、アタシはこっちのルリコさんの”蓮っぱでひたむきな愛”の方が百倍好きだな♪

倫子の作るような、ひとつひとつ丁寧なお料理を、一日に一食だけでも、毎日食べさせることが出来れば、家族はどんなに健やかに成長(?もう、成長しようのない人もいますが・・・)するだろう・・・と思う

丁寧なくらしは、丁寧な食べものから・・・・っていうの、ほんとう〜〜〜〜〜〜にそうだと思うw

それにしても、柴咲コウちゃんって、口のきけない人の役何度も演る(一度もそういう役の回ってこない人の方が多いんだから、二度もやったら”何度も”って言えるよねbleah)女優さんだよね。

番外編がまた素敵shine

居心地いいから、一緒にいる。とてもとてもシンプルな理由。
それだけでいいのだと思う。人と人とのかかわりなんて。

茨の道を嘆くのではなくて。
端っこでも慎ましく生きてたら、素敵なことはきっと起こるから。

本当、その通り!!!
こんなシンプルなことを忘れてしまって
慎ましく生きる、という大切なことを忘れてしまって
あーだこーだと自分を大きく見せようと疲弊してしまうおバカさん・・・・

人生は素敵!
生きてるだけで、素敵!
スキナヒトが生きているだけで、幸せ!!

おすすめポイント:あたしは不幸だ〜〜〜〜〜〜、と思っている人にプレゼントしたい!!

大事なことは・・・・・

恒常的に塾(中3の夏期講習、冬期講習、難関校直前講座にはお世話になったけれど)に通わなくても、公立中からでも、合格は手にできる!

どこ(の塾や学校)に行くか、ではなく、何をどのように勉強するかに尽きる、ということを証明したね。

これで、安心して公立本命に臨めるねgood

お気に入り

今日はチビが幼稚園の頃からのママ友とランチrestaurant
1月に初めて行って(http://kanon1211sukefuji.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-a917.html)、本当に美味しいお料理と、お店の奥さんの誠意溢れるお人柄に惹かれてすっかりお気に入りになってしまったお店(http://www.nico-style.com/index.html)に念願叶って再訪

Image212  ←大和マナの柚子浸し、小蕪と春の豆二種炊き合わせ、マナソース掛け奴 

Image213 今回私は大和ポークと野菜の味噌炒めをチョイス↑Image214 
             友人は鶏肉のトマトソースを→

Image215

今日のカプチーノは”奈良”を描いてもらいましたww

受験生を持つ親は、時に美味しいものと愚痴吐きっぱなしのおしゃべりとでガス抜きしなければ、長丁場を乗り切れない・・・・
アタシは娘しか育てたことがないけれど、思春期の男の子の疾風怒濤の反抗ぶりは想像を絶するものがある
その嵐の中で文字通り心身ともにズタボロになりながらも、健気に頑張っている友人に、少しでも安寧とささやかな幸せが感じられたらと願う。。。。

Image216_2 店主さんのこだわりの感じられる、素敵なお店が奈良にも増えましたww


着付けのお免状も持っていて、お仕事で奈良の商店街の方たちともご懇意な友人に付き合ってもらって、帯と帯揚げを見立ててもらいました♪Photo 
Photo_2 欲しいと思っていた正倉院柄の袋帯に出会えて感激!!!
これも”ご縁”ですね。

Photo_3 あと2回、頑張ってお稽古して、自分でお太鼓結んでおネエの卒業式に行くぞ!! 

『沈まぬ太陽』

一昨年の秋にロードショーしていた時、一人で観に行ったおネエが
「もう、めっちゃ良かったで。メッチャ感動したから、DVD出たら、絶対観て!!オススメやから・・・・」と言っていたので、気にはなっていました。
それがノーカットで地上波放映。
泣かせるじゃん、日テレ!!!

仕事をしていく上で、職業上の”良心”を大切に貫いていくことの難しさを思う。
企業は、なんだかんだいっても”営利団体”で、正義の為に存在するわけではない。
そのダブルスタンダードに嫌気が注して、アタシのツレアイは脱サラしたわけだけど、、、(で、結局またサラリーマンに戻ってるから、完全脱サラならず・・・ってとこだけどsweat01

かくいうアタシも、つい数日前自分の良心をまげるような要求を突きつけられ、精神的に追い詰められてた。
アタシが一番大事にしたいのは、ひとりひとりの人間の”健全な育ち”
まずは、人として、何を核として、何に責任を負って生きていくのか
そこをきちんと自覚させた上で、ひとりひとりの人間の能力個性に基づいた現状に対応した、適切な課題を与え、ひとつひとつ確実に理解習得することを積み重ねさせたい。

アタシのクライアントはあくまで”成長する一人の人間”
だけど、そのクライアントには”スポンサー”が必ずいて、多くの”教育産業従事者”は、クライアントの成長を一旦横に置いても”スポンサー”の要求にプライオリティを置く。
お金を貰うからには、出資者の要望に応える、というのが”商売”の基本だから・・・・
でも、”商売人”として自分の技能・ノウハウを切り売りすることには、アタシの”職業人”としての良心が拒否反応を示す。
”長い目で観た、一人の人間の確かな成長”を無視してとにかく”今、目の前にあること”だけを片付ける、ということがどんなに人間の育ちや自立をないがしろにするかを経験上知っているから、それは札束で頬っぺたはたかれてできることではない。

故意にクライアントを潰そう、ダメにしよう・・・・というスポンサーはいない。
だけど時に、スポンサーの見栄や、とにかく楽をしたい、面倒なことは避けて通りたい・・・というエゴが、クライアントをダメにすることは不幸にも、少なくない。
それをわかっていて、それに加担するようなことは、”クライアントの健全なそだち”をサポートする職業人の良心として、見過ごしにはできない。

でも・・・・・・
自分の”良心”だけに拘っていては、あちこちに軋轢を生じ、自分自身も傷つくのは、哀しいかなこの世のならい
そういう時に、どう生きるのか・・・・・
結局は、自分が納得するように生きるしかないのだな・・・と思った
筋が通っていれば、必ず、わかってくれる人もいる・・・ということも

社会で生きる、ということの生き辛さと限界とを考えさせる大作だった。

小川 糸 『蝶々喃々』

喋々喃々

著者:小川 糸

喋々喃々

読んだきっかけ:中高の後輩がこの本を読んでうちの家庭、暮らしを思い出してくださった・・・というので

感想:今や”谷根千”と呼ばれ、江戸情緒の残る町として観光スポットになっているようだけど 確かに、アタシも東京にいた頃は、生来のお祭好きに加え、この辺りや浅草の季節季節の移ろいを鮮やかに感じられる行事が好きでよく出掛けていたから、とても懐かしかった。

和服が日常に溶け込むような暮らしにもとても憧れるけれど、これは、今のアタシの生活とはあまりに懸け離れてるかな・・・・(汗

読む時期(年代)や心理状況によって、感想の違う作品、っていうのはいくらもあると思うけれど、アタシにとってはこの作品はまさにそういう影響がとっても大きく感想を左右するものの一つだと思う。

若い頃は、”煮え切らない作品”だと、嫌悪していたと思う。
少し前なら”ん〜〜〜、なんとなくわかるかも・・・・”と思っていたか。。。。
娘たちの試験の度に日々の出来や合否に一喜一憂している”今”の精神状態では、”こういうのは、ズルい!結局は美化してるだけ!!”という乾いた投げ遣りな思いしか浮かばない。

だからこそ惹かれたのだ
けれど、それゆえこのままなのだ
だから、結局いつだって堂々巡りになってしまう


すごくよくわかるんだけど・・・・・・

でも、、、、

それでも同じことを繰り返すだけの円ではなく、螺旋のように少しずつ位置を変えながら・・・・
物事はちょっとずつしか進まない
けれど、何ひとつ問題が解決するわけでもない
相変わらずいびつなままだ

それに辛抱強く身を委ねる忍耐力とか余裕とかは、今のアタシにはないな〜〜と思ってしまう
それなら、もう、思い切ってスッパリと思い諦めてしまう方が身のためだ・・・と
襦袢からきっちり着付けて和服を着るより、起きたままのパジャマの上にセーターを羽織ってソファでだらだらしている時間が少しでもたくさんあるといいな・・・と思ってしまう、最近の怠惰なアタシ・・・

一体何がこうさせて、アタシの心理状態がこんなに変わっちゃってるのか、改めて考えさせてくれる1冊でした。

おすすめポイント:大人の純愛、丁寧な日本の暮らし、に憧れている方にはピッタリかも。。。

東野 圭吾 『ダイイング・アイ』

ダイイング・アイ 

著者:東野 圭吾

ダイイング・アイ

読んだきっかけ:生協のブックランキングにランクインしていたので

感想:「ダイイング・アイ?あぁ、親の”死に目”に会えんかった・・ってヤツね」というおネエのジョークに笑っていたけれど
いやぁ、これ、冗談じゃないわ・・・・・・

死に目に見せる怨念の篭もった目
その目に執り憑かれた者の末路は・・・・・・・・

ガリレオの東野さんだし、角膜移植とかそういうのにまつわるミステリーかな・・・と思っていたけれど
いやいや、これはもうホラーの領域
怖かったァ・・・・・

おすすめポイント:いつもの東野作品と同じく、途中まで読むと謎が解けた・・・・・ような気がするのだけれど、まだまだ先に”えぇ〜〜〜っっ??”が残されている。

奥田 英朗 『町長選挙』

町長選挙 (文春文庫)

著者:奥田 英朗

町長選挙 (文春文庫)

読んだきっかけ:マザコンで我儘で超常識ハズレで吝嗇
姿はデブな40オトコ、でも中身は5歳児
とんでもない阿呆かと思えば、単なる痴愚魯鈍ではない??と思わせるほどに単なる直感が冴えてる、ド変人・・・なDr.伊良部シリーズ第3弾・・・を読んでみたかったので

感想:某球団オーナーナベマンこと田辺満雄、IT長者アンポンマンこと安保貴明、そして”40代なのに可愛い”東京歌劇団出身の自然派女優白木カオルと、彼女にライバル心を燃やす同年代”若作り”女優川村こと美・・・・・ちょっと読んでるだけでモデルの実在人物が思い浮かぶ人物造作には、
ヲイヲイ、奥田さん、ご本人たちから”名誉毀損”とかなんとかでクレーム来ないかい??と読んでてこちらがドキドキしてしまうけれど、どの登場人物もとっても魅力的に描かれていて
”はぁ〜、メディアを通して受信者のアタシ達が思い込まされている人物像の裏には、ご本人たちのこんな思いもあるのかもね・・・”とちょっと好意的にみようかな・・という気になったりして・・・・あれ?じゃ、クレームなんてくるわけないよね。。。。

でも、何と言っても圧巻は表題作の離島の『町長選挙』

この世に紛争が絶えることはない。数々の悲劇を引き起こしながらも、人類はどこか嬉々として争っているところがある。

確かにネェ・・・・
社会で略称を暗記しているチビが
「カンボジアってまだ戦争してるん?」と聞いてきて
「そういえば、数日前にまたタイと交戦再開したみたいね」と応えると
「えぇ〜〜?じゃぁ、ANTACが停戦を監視してるって言うの、嘘ヤン」
なんていう会話を交わしたばかりだけど
どんな平和的解決を望んでも、長い人類の歴史の中で、世界に争いのなかった期間は一瞬たりともない

戦争や紛争は、大量殺戮が現実に行われるから悲惨だけど
”物事、死人が出なきゃ成功なのだ”っていうのが真理中の真理だろうな

烏合の衆の政争も、不況も就職難も、受験に失敗することだって
”命取られる”わけでなし・・・・
理想や正義ばかりを持ち出したって仕方がない
時には”本能に負け”て、いや、”本能にまみれ”て我儘に生きたり
混濁併せ呑み、長いものに巻かれ、流れにたゆたう
そんな脱力系の生き方ができることこそが
”強さ”なのだろう
とにかく、”寿命をまっとう”すりゃ、良いのだ!うん!!

本能はときに敵でもあるけど、常に隣人なのだww

おすすめポイント:生き急いでるかも・・・・と、常にイライラを自覚している方に、カンフルとしてどうぞ!

まずは一勝

ストッパーチビ!!

我が家の3年来の連敗(父&姉)に楔を打ち込んでくれました。これが今年の”勝ち星”の切初になりますように。。。

続け、朗報!!!

うるおい

今日(いや、もう日付変わってるから昨日、になりますね)は、ピアノの先生とご一緒に、西村由紀江さんのピアノコンサートに行ってきました。


西村さんの曲は、弟が好きで気に入って買ったCDを焼き増ししてくれたり、これまでにいくつかピアノでお稽古して弾いたことはあったのだけど、ご本人のコンサートは初めて♪
『日曜はすてきにピアノ気分』と銘打たれたコンサートのプログラムは

第1部
1.世界に一つだけの花
2.素敵にモーニング
3.手紙
4.誕生
5.宮川泰メドレー
6.明日を信じて

第2部
1.クラシックメドレー
  乙女の祈り~エリーゼのために~英雄ポロネーズ~幻想即興曲~別れの曲~リベル・タンゴ
2.リズム遊び  あんたがたどこさを手拍子で
3.前へ
4.雨だれ
5.風の旅
6.ビタミン

TVなどでも活躍なさっている西村さん
関西は地元(豊中ご出身)だということで、とてもリラックスされていて
とってもキュートなのに気取らない、その曲と同じように清涼感のある方
第1部の中に「入れてなかったんだけど、どうしても弾きたいので・・・」と、以前うちの近く学研都市でコンサートなさった時のCDサイン会の折に
「私が一生懸命練習してた曲、どうして弾いてくれなかったの?」と泣いていた女の子がいて、その子がもしかしたら今回聴きに来てくれているかもしれないから・・・ということで”オルゴールを聴きながら”を弾かれたり、これも弾きたい、と思っててこのコンサートのチラシには入れたのに、今日のプログラムに入れてなかったから・・・と”忘れないために”を弾かれたり
とっても誠実で、思いやり深いお人柄が伝わってきて、すっかり大好きになってしまいましたw
アンコールも”拍手があるから弾いてあげる”という感じではなく
「たくさん拍手いただいて・・・ありがとうございます。とっても嬉しいので、是非もう一曲弾かせてください」・・・と。
Playerの方って割と特権意識高く、(これがないと困るのでしょうけれど)自己顕示欲がギラついていて、自信の表れなのでしょうが傲慢にさえ見える人が多い中、こんな謙虚な演奏家、初めて見ました。。。。。

”忘れないために”ではNHKアーカイヴで一生懸命お仕事している後輩のことを、そして、映画やドラマの曲つくりのお話を聞くと、同じく劇伴の音楽をたくさん作り出している子分くんのことを思ったり
何年か前に映画を観て大感激し弾いたことのある『子ぎつねヘレン』の”明日を信じて”はスクリーンに映画のシーンが映写されているのをバックに弾かれ、思わず懐かしさと感動がこみ上げてきたり、、、、
あぁ、音楽ってこんなにもいろんなシーンや人と繋がってるんだなぁ。。。。って再発見

弾いてみたい!と思う曲もいくつかありましたww
また楽譜を探してみよう♪♪

2時間のコンサートは本当にあっという間で、その後は先生と久々にお茶飲んでお喋り。
先生がまだお嬢さんだった頃は、子ども達が幼稚園や学校に行っている間にご一緒に映画観に行ったり、お茶したりしていたのだけれど
その先生がもう小学生ママなんだから、長いお付き合いになります。。。。

夜は、昨日今日の娘たちの”取り敢えず第一発目お疲れ様会”と称してこれまた久々家族で外食
合否の結果はともかく、チビは生まれて初めての受験、おネエは中学、高校に続いて3度目ダケドこれまでにない大きな受験をひとまずひとつ終えて、続く中盤戦、そして本命に向けての英気を養おうと・・・・

そして、帰ってからはTVラッシュ!!
8時からの『江』に始まり、『スクール!』録画した『冬のサクラ』そして『Dr.伊良部一郎』まで、本当に今日は盛りだくさんでした。
”泣きたい時”それを受け止めてくれる人がいる、って本当に心強いよね。
”泣きたい時”に強がってちゃダメだ、と思うんだけど、やっぱり誰彼構わず泣く姿なんて見せたくはないし、泣きたい気持ちをわかってくれない人の前ではやっぱり泣けないし・・・・・
”悪意”よりもっとたち悪く人を一番追い込むのは、”無邪気で無神経な誠意”だっていうのも、真実だ・・って思う
そっと心に寄り添ってくれる人が、一人でもいればそれですご~~く救われるし、その一人がいつも固定、でなくたって構わない。
週末はコンサートやドラマで心にたっぷり潤い貰ったら、明日からはまた、図書館で新たに借りてきた本で愉しみましょう!

朧ろ朧ろ

菜の花畑に入日薄れ~

と、歌いたくなるような夕陽を見ました。1668779244_116 
今日は本当に春の夕暮れのような霞みかかった山入端に(肉眼で見ると)くっきりと真ん丸い大きな夕陽。
うちの雑木林からも見えてたのを携帯カメラでcamera
肉眼で見るとくっきりちゃんと形が見えるのに、レンズを通すと光が伸びちゃうんだね。


1668779244_123 買い物から帰ると、娘たちが誕生日に買って欲しい!と言ってたリラックマ、コリラックマの着ぐるみが届いていたようで
二匹の小熊がお出迎え。

平和なり、我が家。

奥田 英朗 『空中ブランコ』

空中ブランコ

著者:奥田 英朗

空中ブランコ

読んだきっかけ:『イン・ザ・プール』がメチャメチャ面白かったし、『イン・ザ・プール』には先日TV放映された話は入ってなかったから

感想:漫画だよ、これ!
奥田英朗さんって、梶原一騎さんみたく、絵の描けない漫画家ちゃうのん???と、思ってしまう。。。。。
そりゃ、この作品、漫画化もドラマ化もしたいでしょう、すれば美味しい作品だモノ


出てくる患者さんみてると、アタシは自分が精神疾患に罹らないのが不思議になってくる。
変に生真面目で、エエカッコしぃで、イイ人ぶりっ子で
時にそういう”無理”っぽさをかなぐり捨てたくなるのに、小心者で・・・・・・
劣等感とか嫉妬心とか、チンケなプライドとか、心の中そんなマイナス要因もやもやいっぱいなのに
それを自覚するとひどく自己嫌悪する・・・・・
別にトラウマとか心的外因なんて思い当たるものもないし、無理矢理探そうとも思わないけれど、

自分のこととなるとお手上げだ。溺れている人間は、自分を救えない。

っていうの、ホントだな・・・って思う。


ま、アタシが”発症”にまで至ってないのは、アタシが誰からも好かれたいと思っている八方美人でないことと、自分のチカラなどたかが知れている・・・と自覚してるから・・・だろうな。


人間、自分の”身の程”を知り、どっかに”風穴”さえあれば
なんとかかんとかヒトサマに常識外れな迷惑かけずには生を全うできるはずよね
それさえできてりゃ、”大したこと”ができなくたって構わない・・・とも言えるさ

おすすめポイント:自分に自信持てない人、アタシって壊れるかも・・・なんて思ってる人にはオススメ。
下手なメンタルクリニックに行くより、心に良質な”ビタミン”が補給される気がします(笑

murmuring

・さすが立春。暖かかった。日が永くなったことを実感。
 花咲く春よ、早く来い!!cherryblossomcherryblossom

・スーパーのチョコ売り場。立ちくらみがしそう。
 すべて終わったら、鼻血が出るほどチョコ食べまくってやる!!!!

・USJの10周年記念年間パスをチビと二人分、締め切りギリギリに購入。
 今年は精々イベント逃さず行くぜぃ!

・明日も家庭教師かぁ。。。。
 親が「もう知~らない。好きにして!」と言いたいようなヒトサマの子を
 いったいどうしろと?????
 必死で頑張っている人にこそ、手を差し伸べたくなるけれど・・・・
 福祉に関わってらっしゃる方って、本当にスゴイ!!と改めて・・・・
 アタシにはそんなボランタリズムはないわsweat01sweat01
 ヘルペスの要因の半分は彼だと思うんだけどgawk

・今日は久々にヨガスタジオに行けた。長い間やってなかったから、
 有り得ないくらい汗かいた。
 フラメンコの準備運動でもストレッチやってるけど、やっぱりホットヨガの”伸び感”には
 叶わない。
 ナオミ先生のレッスンでラッキーでしたlovely
 ナオミ先生がヨガに限らず常に仰っているけれど、やはり、何事も”楽しんで”
 やんなくちゃ・・・ね。
 あまり間が開かないうちに、また行きたいなぁ。。。

奥田 英朗 『イン・ザ・プール』

イン・ザ・プール (文春文庫)

著者:奥田 英朗

イン・ザ・プール (文春文庫)

読んだきっかけ:深夜ドラマが馬鹿馬鹿しくも面白かったので、早速原作を図書館にリクエスト。

感想: さすが、ナ〜〜ンセンス!の『サウスバンド』の奥田氏。
ドラマの脚本がハチャメチャに崩してるわけじゃなくって、こりゃドラマより原作の方が面白いわ!

だって、、、、
徳重聡さんじゃ、伊良部センセ、スマートすぎるし・・・・
余貴美子さんのマユミちゃんは作り過ぎ感アリアリだけど、原作のマユミちゃんは、いなさそでいそうで面白いんだもん!

いやぁ、”精神疾患””心身症”ってひと言でいっても、いろんな
症例があるもんネェ・・・・・・
ホンッと、ニンゲン”いい加減”に生きるのが良いよなぁ・・と、改めてww

おすすめポイント:くだらなくも、じんわりと読後感のある軽い読み物をお探しの方に!

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