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加納 朋子 『七人の敵がいる』

七人の敵がいる

著者:加納 朋子

七人の敵がいる

読んだきっかけ:
陽子は、出版社に勤めるやり手のワーキングママ。仕事も子育ても順調だったけれど、息子の初めての保護者会で、空気の読めない爆弾発言をして、お母さんたちをすべて敵に回してしまい・・・。働く母親なら誰もが直面する問題を、笑いあり涙ありで痛快に描いたPTA小説!お父さんも是非ご一読を!


と、いう図書館の新刊案内に惹かれて即リクエスト。
4ヶ月ほど待ってやっと回ってきました。

感想:いやぁ、もう、痛快!なんてもんじゃなかったです。
キレイゴトなし、本音全開、溜飲下がる〜〜〜〜って感じ。

「あの人の場合、お嫁さんを貰ったなんて考えちゃダメですよ。一見女に見えるお婿さんなんだって思わないと」っていうのは自分のことを言われているようだったし
曲がったことは大嫌い、ルールを守れないヤツはどんなことがあっても糾弾したい、正当なことを通す為には喧嘩上等!と思っている辺り
そして、ベビーカーで出掛けた時に、バスに割り込み乗車しようとした男子高校生に注意をして列の最後に並び直させた話をすると
「君一人ならどんなことしてもかまへんけど、子ども連れてるときは余計なことするな。子どもに危害加えられたらどないすんねん」と苦言を呈せられたアタシには、”女は強し、されど母は弱し”っていうのもよくわかるし、
男にはしおらしく甘えていればいくらでも楽ができるし、実際そうしているせれぶママ達も知っているけれど、でも、自分自身は他人にはともかく、ツレアイとはそんな関係ではいたくない、と思うあまりに衝突することが多かったり
で、ありながら、これだけ男性っぽいという自覚があるアタシでも、ツレアイと話す時にはやはり”口にしないことも汲み取って”という女性特有の甘えを持っているようで
「思ってることはちゃんと言ってくれないとわからないよ!」と散々言われていること・・・など
自分に引き比べて身につまされて、身につまされて・・・・・


第1章 女は女の敵である
第2章 義母義家族は敵である
第3章 男もたいがい、敵である
第4章 当然夫も敵である

ここら辺りまでは、そ〜そ〜、そりゃもう、これジョーシキでしょ!(ま、何でもかんでも”敵視”することはアタシの性には合わないけれど、んでもまぁ、この辺り”喰えない”難敵であることは間違いがナイ!)とニマニマしながら読んだのだけれど

第5章 我が子だろうが敵になる
第6章 先生が敵である
第7章 会長様は敵である
そして、エピローグが、この作品の秀逸さの要だろう
登場人物の口を借りて語られるPTAや自治会に対する筆者の見識の高さも素晴らしい!!!

おすすめポイント:
働くママ(殊に”自分は女性っぽくない”という自覚のある方)は勿論、真面目に誠心誠意PTA活動に取り組まれている方やはたまたPTAなんてうぜ〜、できれば避けて通りたいという方にも、また違った捉え方がある・・・っていうことを知っていただく意味でも、これ、肩凝らずに読めるしイチオシ!

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