« 流れ | トップページ | 引退 »

朱川 湊人 『鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─』

鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─

著者:朱川 湊人

鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─

読んだきっかけ:図書館の新刊案内文を見て興味をそそられたので

感想:著者は2005年の直木賞受賞者らしい

怪奇譚なのだけれど、舞台となる時代が大正だからか、飄逸なムード、のようなものが漂い、おどろおどろしさは感じられない
近代文学を専攻しながらも、アタシはあまり詳しくもないし傾倒もしていないのだけれど、大正浪漫の文化背景の好きな人には、たまらない空気感だろう。。。

弥生美術館所蔵の高畠華宵の装画がまた、その雰囲気を嫌が応にも盛り上げて蠢惑的ww


「人間にとって執着するものがあるというのは、幸せなことなのか不幸なことなのか、僕にはわからなくなってきたよ」
「思えば執着がなければ、不幸になる者もないんだ。至って平和な心境になれるんじゃないかね」
「そう簡単に執着を捨てられないからこその人間じゃないでしょうかねぇ。自分の心に振り回されて、泣いて苦しむのが正しい娑婆の姿ですよ」
で、添田唖蝉坊の『あきらめ節』の伏線が効いてくる
うまいっっっっ!!!

おすすめポイント:気楽なエンタテイメントとして、どこでも、ちょっとした細切れ時間でもサラサラと読めます

« 流れ | トップページ | 引退 »

観た・聴いた・読んだ(映画・DVD・CD・読書レビュー)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 流れ | トップページ | 引退 »

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • 簡単1分ヨガ!!
  • Twitter
  • 大好き♡久文先生
    ヨガインストラクター 久文 明子 SIZE=130px×220px
  • 布絵本
  • グリーンリボン お天気