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雫井 脩介 『つばさものがたり』

つばさものがたり

著者:雫井 脩介

つばさものがたり

読んだきっかけ:新聞の新刊広告を見て

感想:映画化された『クローズド・ノート』の作者 雫井 脩介氏の作品

登場人物は
故郷の北伊豆で母と一緒に小さなパティスリーを開店した”美味しいオーラ”を持つ若きパティシエール小麦
天使からは”臭くて食えたもんじゃない”オーラの持ち主、と決めつけられてしまっているけれど、父親の猛反対に遭い、希望した体育大学に勧めなかったけれど、地元の体育協会に就職し、スポーツジムのインストラクターをしている心優しい小麦の兄、代二郎
夫亡き後、ひとりで倹しく暮らしながら、夫の夢でもあった「二人で小さな洋菓子店を持つ」という夢を娘とかなえるべく小麦を支え助ける母
芯が強く、気が強いけれど、サバサバした朗らかな性格の代二郎の妻道恵
天使が見える、という代二郎と道恵の息子 叶夢
叶夢の”お友達”レイ
&彼らを取り巻く人々

誰が”主人公”と言うわけではなく、一人称的語りはない
が、かといって、すべて三人称で客観的に人間関係や状況が語られるわけではなく、一人称的視点はごくごく自然に流れるように移ろい、登場人物すべての心象風景を自分のものとして感じつつ読み進められる

『Cafe-sweets』vol.60,83,91,100,101
『お菓子作りのなぜ?がわかる本』
『人気パティスリーの大評判ケーキ 各地の人気店の店づくりとレシピ集』
『人気パティシエたちが作る50品 評判ケーキの技術』
『乳がんにかかったら読む本 治療法とQOL』
『乳がんの女医が贈る乳がんが再発した人の明るい処方箋』
『のび太・ジャイアン症候群4 ADHDとアスペルガー症候群』
『大丈夫!ADHDのすべてがわかる本〜注意欠陥/多動性障害児とどう向き合う』
が、参考文献

これらの登場人物と参考文献から、作者がどのようなストーリーを紡ぎだされたのか・・・・
これはもう、アタシが下手に語るより、是非ともご自身で”美味しさ”を味わっていただきたい!!!

アタシ自身は226ページの”地面相手の珍妙な保護者トーク”に大爆笑
あとは、登場人物の中のおネエと同じ高3の女の子の名前が、おネエから1文字抜いただけで、しかも、その子のシチュエーションが、おネエが待望しているものだったから、この時期その偶然がすごく幸先良く思われて、とっても嬉しかったww


美しく、輝きながら生きること
誰もが必ず持っている”その人自身の使命”や”夢”や”命”を
その人なりの持てる力で燃やし尽くすこと
その輝きや気高さを存分に感じて、最後はドワッと心が浄化される
そんな1冊でした

おすすめポイント:とにかく、こころがふわっと温かくなり、そして、浄化されること請け合いです!
優しいってことはつよいってことなんだなぁ・・・と再認識する
つよくて優しい人間でありたいなぁと痛感しました

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