« 恋に恋して | トップページ | One coinの至福 »

ボランティア=自活活動

ボランティアは奉仕活動だ、と一般的に言われるけれど
アタシの個人的な感覚としては、ボランティアって、自分の持てる力を活かせる”自活(自分を活かす)活動”
自分の能力を発揮するなら、それに対価が伴う方が良い・・・のはごもっともなのだけれど
アタシは、人様や環境に強いられたり、見栄や体面、必要に迫られて報酬に値するほど自分のチカラを発揮できるほどニンゲンできてはいないし、”好きなこと”を楽しんでやることで”少しでも社会のお役に立っている”と思えるならば、それが十分な対価かな・・・とも思う


先日から平城遷都1300年祭の協賛事業として私の住む市で開催されている”国際音楽祭”
音楽を愛好するアタシは”国際音楽祭”なるものが、わが町で開催される、というだけで心浮き立ち、公募されたボランティアに登録していて、今日がその初活動日、でした

わが町に縁があり(ご出身だったか、お住まいだったか・・・・)世界的に活躍されているピアニストの韓 伽倻さんが音楽監督を務められ、ご自身が活躍なさっているドイツからソリストの皆さんを招聘されての、初の音楽祭ということで、どんなイベントがあるのか、とても楽しみにしていました

募集されていたボランティアのお仕事は、「通訳」と「イベントスタッフ」とマスタークラスに参加される生徒さんの「ホームステイ先」
音楽を学ばれる若い方のホームステイをお請けすることには、とても心動かされたのだけれど、来春の受験生2人がいる我が家で11月のこの時期、精神的にも空間的にもちょっとお引き受けする余裕はなく、世界的な音楽家の方の通訳ができるなんて、すごい機会だ!とは思えども、アタシに通訳などできるわけはなく(これまで世界各国で言葉の不自由さに赤面したり焦ったりしたことは多々あれど、今回ほど「英語ができたらどんなに良かっただろう・・・・」と我が身の無能さを悔しく思ったことはアリマセン!!!)、それでも少しでもこの”音楽祭”にかかわりたい!との想いから、イベントスタッフに応募
今日のお仕事はコンサート会場のお手伝いでした

プログラムは
<ヴァイオリン>
ベートーヴェン ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第7番 ハ短調op.30-2 第1楽章
ブラームス   スケルツォ
バッハ     「シャコンヌ」
<フルート>
ドビュッシー  シランクス(パンの笛)
バルトーク   フルートとピアノのための「田舎風ハンガリアン組曲」
<トランペット>
武満 徹    「径」~ヴィトルド・ルトスワフスキの追憶に~
ヒンデミット  トランペットとピアノのためのソナタより第1楽章
<チェロ>
カサド     チェロのための組曲より第1曲
<チェロ&クラリネット>
ベートーヴェン 3つの二重奏曲 WoO27より第3番 変ロ長調
ブラームス   クラリネット三重奏曲 イ短調op.114

そして最後はすべての奏者(ピアノ、ヴァイオリン、フルート、トランペット、チェロ、クラリネット)による、アンコール曲

ヴァイオリンやフルートのソロはこれまでにも聴いたことはあったけれど
クラシックでトランペットのソロや、チェロとクラリネットのデュオやトリオを生で聴いたのは初めてかもしれません
ドビュッシーのフルート曲も初めて聴いたのだけれど、無伴奏のそれは能舞台の笹笛のしらべを思わせるような幽玄さ
若々しく瑞々しいチェロのソロにも眼を奪われたけれど、その後、クラリネットとの父子デュオのなんともいえない一体感
よく、親が子どもになにかを”教える”のは、自分の専門であればあるほど難しい、と言われますが、この父子は専門の楽器が違うと言ってしまえばそれまでかもしれないけれど、教える教わるの関係を越え、共に音楽を愛するものの魂のつながり、というか、お互いに”大好きな音楽”に向き合い、ひとつの美しい作品を紡ぎ出す、ということに気持ちを一体化させているというのか、とにかくとっても素敵なハーモニーでした
「(息子との合奏は)いつの時も楽しい。ワクワクする」「私は息子とも娘とも、家族で演奏する時に、誰かが誰かを置き去りにすることは決してない。いつのときもお互いの音を聴き合い、待ち合う思いやりの心を持って、音楽を紡ぐのだ」と仰るクラリネット奏者の父ヴォルフガング・マイヤーさんのお言葉を聞いた時に
子どもをどうしてやろう、こうしてやろうではなく
親は親、子どもは子どもという個々独立した人間として、同じラインで愛することに向き合えたとき、親子を越えた同士としての連帯感が生まれるのだろうなと思いました
もう娘とはピアノに関しては同じラインに立てたな・・・とは思っていても、「練習しなさ~い」と上から目線で言ってるうちはまだまだだな、アタシ・・・   
アンコール曲は三枝なんとかさん(聞き落としてしまいましたweep)が、この6つの楽器のために編曲され、本邦(もちろん世界でも)初披露という
日本の歌曲のメドレーで、『朧月夜』『ふるさと』(だったかな???残念、失念しちゃったwobblysweat01すぐにメモれば良かったのですが・・・)そして『村祭り』とが続いて耳に届いた時、思わず知らず胸が震えました
唱歌って良いですよね。。。。。
最近、小学校の教科書からは大幅に唱歌が削減されて、少しだけ残っているものも、ほとんど指導されず、子どもが喜ぶJ-POPやアニソンを採り上げられる先生が増えているようで、うちの娘たちもほとんど唱歌を知らなくて、
日本の自然風景や風土を謳った美しい歌がたくさんあるのに、それを知らずに大人になるなんてもったいないなぁ・・・・と改めて思ったことです


お仕事関連としては、”ルールを守れない”のは意外と中高年の男性に多いことを目の当たりにしました
今日の会場になったホールは、トイレがホール内にはなく、ホール入り口を出て行くため、チケット半券の携行を、開場前のホワイエでも、受付でチケットをもぎるときにも、休憩時の案内でも再三再四アナウンスしていたにも拘らず、出口で「半券お持ちでしょうか?」とお声掛けをすると女性の方はほぼ全員がすぐにバッグを確認されたり「あら、席に置いてあるわ」と取りに戻られたりするのに比して、「持ってない」とそのまま出て行かれたり、まるで無視して出て行かれたりするのは、お年を召した男性ばかり
ご在職中は、大声で部下を恫喝し、仕切っていらした、”鶴の一声”で何もかもが動くその習性が抜けずにいらっしゃるのかしら??
「近頃の若いもんは」と仰る前に、やはり我と我が身を省みなくてはならないのでは???と、また先日の反省の繰り返しになるけれど、我が身に於いても、齢を重ねるにつれ、自省の頻度を増やす必要性を痛感しました

別の場所を担当されていた方は、マナーのなっていないお子さん連れの三世代(おばあちゃま、ママ、お子さん)への注意に苦心した・・・と仰っていました
いい大人に同じことを頻繁にご注意申し上げるのも気が引けるし、でも、周囲の方から
「もっと注意して欲しかったわ。私たちはお金を払って聴きに来ているのに、煩くて台無しだわpout」と苦情を言われ困惑した・・・と仰っていました
こういうとき、ボランティアの立場って、なんだかはっきりしなくて弱いですね


半券にしても、鑑賞のマナーにしても、ちゃんとアナウンスされたり、プログラムに注意書きがあったりするのですけれど・・・・・
すべての方にマナーの徹底をするっていうのが如何に難しいか・・・・ですよねぇ

いやいや、本当、ボランティアは自分のためになることが甚大です!

« 恋に恋して | トップページ | One coinの至福 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 恋に恋して | トップページ | One coinの至福 »

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • 簡単1分ヨガ!!
  • Twitter
  • 大好き♡久文先生
    ヨガインストラクター 久文 明子 SIZE=130px×220px
  • 布絵本
  • グリーンリボン お天気