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『シャネル&ストラヴィンスキー』

シャネルのお洋服やグッズにもストラヴィンスキーの音楽にもなじみはないけれど
久々に映画の無料招待券が当たったので、雨の中見に行ってきました。

ストラヴィンスキーの『春の祭典』をバレエつきで初めて”それ”と意識して聞いた(CMやディズニーアニメでは耳にしていたのだろうけれど・・・)のは収穫
モダンダンスや様々な現代舞踊があちこちで披露されている現代でさえ”前衛的”に見えるのだから、そりゃぁ”クラシック・バレエ”に馴染んだ観客には『春の”災”典』と見聞きされたことだろう

自立した女性と優れた芸術家の色恋の話はショパンをはじめとしていくらもあり
この二人の恋はかの有名な『シャネルNo.5』やストラヴィンスキーの傑作を産んだという意味づけをされているけれど
どんな芸術家の恋愛模様にも、人間であり、男と女である限り、”理想形”はないな・・・と失望
(唯一、アタシが敬服するのが、略奪愛→子だくさん働きに働くどっしり母さんながら夫を追って子どもを残し単身渡仏、生涯添い遂げる与謝野晶子なのだけれど・・・・)

自立した女性(と、この映画では位置づけられているけれど、ココの生涯は男性を渡り歩く、男性依存のようにも見える・・・)は周囲を顧みず、良識や良心などには背を向け、感情のままに恋を謳歌し、自分とだけの時間を欲しては、自分をも家族を捨てられない煮え切らない男の態度に失望し
子どもを持つ妻はモラルと慎みで自らを聖女化し、「あの人は独りで生きられるけれど、私と子どもには父親が必要」とかきくどく
まっっっっっっっったくステロタイプでつまんない!

眞に自立した女性は、男の狡さも弱さも呑み込んで、”自らの意志”で愛し
大した妻は、子どもや献身で夫を縛るのでなく、家庭を捨てられない夫の弱さ狡さを”愛情”だと騙されてやり、ただ信じることを”愛”とする
なぁ~~~~んて、”所有””束縛””独占”が人間の渇望である限りは無理かしら??
『ラフマニノフ ある愛の調べ』のラフマの妻ナターリャもそうだったけれど、才能ある人の妻は”私がこの人の才能を守っている”という使命感を負っているのかも・・・・(どんなに献身的な妻でも、妻が母になってしまっちゃつまんないのはトーゼンじゃん!!)

ココ役の女優さんの美しさは息を呑むくらい(実際に『シャネル』のミューズ、モデルをなさっている女優さんだとか)だったから
老醜のココを演じさせて欲しくはなかったな。。。
シャネルのお洋服に興味のある方は、当時に忠実に再現された、という劇中の衣装をご覧になるだけでも楽しいのかも。。。

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