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工藤 美代子 『近衛家 七つの謎』

近衛家 七つの謎

著者:工藤 美代子

近衛家 七つの謎

読んだきっかけ:
図書館の特集コーナーにあったので

感想:
高校時代『日本史』を選択しなかったアタシにとって、日本史の知識は中学社会歴史の範囲しかなく、それも、時間的にどうしても近代史は端折られてしまうのもあり、また、アタシ達の年代が受けた教育は、『戦中戦後』について多くをつまびらかにしない・・・・というものだったから、アタシは”昭和史”についてはまったくの”暗愚”と言ってよい
だから、一般的に流布している(らしい)近衛文麿氏の評価や、ご子息の文隆氏の死因などについてもこれまでまったく興味関心もなく、まっさらな状態でこの本を手にしたのだけれど・・・・

「歴史」というものが、いかにジャーナリズムの筆致によって左右され、また、そのジャーナリズムの筆致たるもの、いかに”時の有力者”の利害を反映しているか・・・・・ということは、もう子どもではないアタシにもわかってはいるが
「ジャーナリズム」と「教育」とが後世に伝わる『歴史』をいかに恣意的に操作するものか
そして、”歴史家”と呼ばれる人たちが、いかに取材に膨大な時間と労力とを尽くして”真実”というものに肉迫しようとしているのか、それを改めて感じさせられた

『事実』として語られる事象の裏側にあったことを
いくつもの”玉石混淆”の証言、物証からより客観性、精度の高いものを焙り出すか
それが、”歴史家”や”ジャーナリスト”の使命であり、仕事なのだろう

事実の積み上げである歴史に”たら・ればはない”とよく言われる
しかし、敢えて『事実』とされている歴史の疑問点に一石を投じ、たら・ればをシュミレーションすることこそが”歴史に学ぶ”ということなのではないか??
同じ過ちや不幸を回避し、繰り返さぬ為にも。。。。。

おすすめポイント:
終戦記念日とお盆を迎えるこの季節
改めて昭和史を紐解くのは良いと思った
皇室に興味をお持ちの方にも、是非・・・

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