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有川 浩 『フリーター、家を買う。』

フリーター、家を買う。

著者:有川 浩

フリーター、家を買う。  買ったきっかけ:人様のレビューを見て

 感想:『間に合う』っていいコトバだなぁ
それに”余裕で”とつくと”優等生”ダケド
んなの、必須じゃない
人生、ギリギリでもかつかつでも”間に合え”ば、なんとか回っていくもの


気付かないことが罪深いこととイコールになっちゃうのは
得てして多いけれど
気付きすぎて、自分の弱さは正当化し
(強がっているだけの)相手の弱さに気付かず
正しさだけで相手を突き上げ、追い詰め
人間関係を、家庭を崩壊させてしまう例を
多くはないけれどいくつか見ているだけに
自分の弱さ、ダメさの照り返しで相手の弱さをも受け入れることで
崩壊寸前で”間に合う”ことはすごく多いんじゃないかと思う



ダメ人間が自分のダメさを認めたとき
そしてそれを他者に転嫁せずに、自分で引き受け、なんとかしようと思うとき
人は変われるし、事態も好転することが多い

それが人生に於いて”間に合った”ってこと、なんだと思う


命とられさえしなけりゃ
相手の命をとりさえしなけりゃ
人生はいつからだって、”間に合う”
やり直しは利くgood


決して明るさと幸せに満ち満ちた話ではないのだけれど
でも、読後感爽やかで、読んでいる間も少しもジメジメ感を感じさせなかったのは
姉亜矢子の潔さ(言いたいコトは、言うべき人にスパッと言う。自分を殺してウジウジ抱え込んでいるのは結局は誰を守ることにも繋がらない)と主人公誠治の落ち着きと洞察力(自分をも、他者をも見通す慧眼は、一見”トロい”と見える落ち着き、冷静さがなくては発揮できない)
そして、最後まで家族がお互いを信頼し、守ろうとしている絆に
読者が安心して身を委ねられたからだろう

先日うちに遊びに来た妹が、TVの前のガラステーブルの上に積み上げていた本の中からこの本を何気なく手にとり、夕飯の準備が整うまでと、みんなで夕食済ませた後もずっと読み耽っていたのも納得!!

この作者は、本当に自分も、他者をも大切にできる、あったかい人なんだろうな。。。

おすすめポイント:
あくまでこれは”オハナシ”だけど、でも、就活で頭打ちしている人、フリーター生活から抜けられない人が、”自分を見つめなおす”にはいいヒントをもらえるかもしれないww

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