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折れない心

昨日は大学の同窓会某県支部主催の講演会でした
アタシの母校の卒業生で、元キー局アナ、出産後フリーアナの仕事の傍ら、心理学を学び、産業カウンセラーの資格も取得、現在臨床心理士を目指し大学院修士課程に就学中の方の
『折れない心の作り方~病気や挫折を乗り越えて~』というタイトルのお話
もともと”心臓に毛”が生えていると目され、”折れない心”など持って生まれているようなアタシには無縁な話・・・・かと思われたのですが。。。。

講演会の内容については”オフレコ”ということだったので、詳細お伝えできないのは残念ですが
”レジリエンス”~死別、離別や喪失などの辛く困難な状況に、弾力ある心で適応し、乗り越えてゆく精神的回復力
これを培う為の要素として「好奇心」そして「未来へのプラスの展望」を持つこと
それを持つように努められる人がしなやかなレジリエンスを体得できるのだと納得
進学校から国立大学、女子アナを経てフリーアナウンサーと
その経歴だけ見れば”人も羨む”何不自由なく、二物三物を与えられた、と思えるような講演者は、著書『アレルギーマーチと向き合って』(朝日新聞出版社)をご覧いただけるとすべてがわかると思うのだけれど
”(本人が語らない限り)外から見てはわからない様々な困苦”を乗り越えられた方

どんなに”成功者””果報モノ”に見える人にも
そこに至るには”秘して語らぬ”困苦や種々のかなしみ、挫折、目に見えぬ努力がある
「ピンチはチャンス」というあまりにも手垢のついた言葉があるけれど
”(明るい)果報モノ”と”(陰鬱な)不幸なヒト”との間には
自分にとっての大きな壁や困苦を如何に乗り越えるか、乗り越える前に人を恨み天を呪って座りこむか
そして乗り越えたそれらを”傷”と受け止め、後ろ向きに愚痴に終始するか
”契機”と捉え、前向きに受け止めるか
その大きな違いがあるだけ(だけ、というにはあまりに大きいけれど、でもこの大きな違いは、当事者が生み出しているもの)なのだと、壮絶な半生記を、全然湿っぽくなく、落ち着いた温かい声音で語られる講演者の朗らかで穏やかなお姿を拝見して思った


ヒトと較べても仕方がないことはいくらもある
運を呪っても変わらないことなどいくらもある
それと同じくらい
”アタリマエ”だと思っていることの中にも
”奇跡”と感謝できることが、いくつもある

15年前の今日この世に生を受け
低体重出生児として入れていただいた保育器から出ても
生まれて2日くらいは目も開かず
母乳もミルクも一度にたくさんは飲めず
新生児用の紙おむつが巨大に見えるほど、細い枯れ枝のような手足を弱々しく動かして
祖母であるアタシの母を「こんな子(病院から)連れて帰っても良かったン?」と涙ぐませたチビが
小柄な体格はそのままに、風邪一つひかず、しっかり自分の意志も主張し、初めての受験にまっすぐに向き合える15歳になっていること
これだって、思えば素晴らしい奇跡
よくここまでまっすぐに育ってくれた・・・と

”折れない心”を支えるものは
”愛されている””信頼されている””必要とされている””守られている”という、安心感
それも大きいのだと思う
お話を聞く限り、講演者のご両親、過保護でも放任でもなく、困苦を背負う講演者を”トクベツ扱い”もされず、適切な言葉を与えられる
本当に”自然体”でお子さんに向き合ってこられた良いご両親だなぁ・・・と感じた


昔、家族の一員であることを放棄しようとした人を
ご家族の中に連れ戻したことがある
”アナタは親だから””責任があるから”そう言うのが一番手っ取り早く常識的、だったかもしれない
だけど、アタシはそうは言わなかった
その人が”家族の一員”としてではなく”自分自身”として生きたい、という、その欲求は、人間としてごく自然な欲求だと理解もできた
ただ、その人がご家族からどのくらい必要とされているか
”独りでも寂しくはない”というその人が、家族から切り離された時、”今”いっときでなく、それ以後長く続く残りの人生に於いて、本当に喪失感はないのか、ただ、それを問いかけただけ・・・・・・

・・・・・・その人は、家族の元に帰った
以後、ご家族との関係も良好で、なおかつ、家庭の中で”自分自身として”も生きている
世間一般のご家庭での役割以上に家族にシッカリと関わり
ご家族からも世間並み以上に必要とされ、信頼され、またそれを実感もしている・・・と。。。

”家族の一員”であることと”自分自身”であることは、両立が可能
どちらかがどちらかの犠牲になるようなものではない
『One for All, All for One』
これが浸透している家族や集団の中では
”こころが折れる”ことも、極力抑えられる・・・・ように思う


講演会の後は、『One for All, All for One』の精神を育んでくれた実家の家族と
1ヶ月遅れの父のバースデーパーティ Dsc06124_2
弟がリザーヴしておいてくれたお店で Dsc06123 
Dsc06122_3  梅酒や焼酎のお湯割り、ワインやソフトドリンクなどそれぞれにお好みの飲み物で乾杯のあとは、あさりのしんじょの澄まし仕立てのスープ、さけといくら親子前菜、メインディッシュはささみの春野菜巻き蒸し 柚子胡椒ソース、〆に菜の花の掻き揚げ茶漬けImage195

これに食後のデザートと飲み物もついて、子ども3人で両親の分を持っても、一人4000円強dollar
身内だけの水入らずな空間の中で
親が我が子の業績を喜んだり、お互いに健康を気遣ったり、孫の成長を喜んだり・・・・ごくごくアタリマエな時間が穏やかに流れる
心豊かに、eyeに美しく、舌に満足、お腹は満腹、moneybagにも優しい3時間

その後、アタシは高校時代の友人との約束があったので
家族とは別れて友人と落ち合う

今も現役産婦人科医として多忙を極める友人の
高校時代の”実は劣等生”秘話に驚いたり
母親として同じような心配や苦労を語り合ったり・・・
自分とは全く違う価値観や生活環境の中にある人との会話の中には
たくさんの”気づき”や”学び”がある
こんな時間の積み重ねも、自分には未経験だった様々な困難に遭遇した時への”折れない心”の補強になっているような気がする

昨日は中身の濃い1日でした♪

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