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ダライ・ラマ14世 『ゆるす言葉』

ゆるす言葉 (Dalai Lama’s word collection)

著者:ダライ・ラマ14世(著),野町和嘉(写真)

ゆるす言葉 (Dalai Lama’s word collection)  

買ったきっかけ:
ヨガの先生からご紹介頂き、ずっと読みたい!と思っていた本
図書館でやっと借りることが出来ました
これは、手元に置いておきたい一冊

感想:
ほんとうの意味の思いやりは、
まず自分自身に対して向けられるべきものだと思います(後略)

この言葉に救われる人は多いだろう
勿論、アタシもその一人です
しかし、今の世の中、ここで滞っている人が如何に多いか・・・・・・


ゆるしの気持ちを身につければ、
その記憶にまつわる負の感情だけを
心から手放すことができるのです。
ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、
「自分を自由にする手段」です


あぁ、本当にその通りだな・・・と心打たれました
「相手を無罪放免にすること」を自分の中で赦せなくて
自分自身を自由にできない
つまり、自分自身に思いやりを向けているつもりで
いつまでも”恨み””不満”の感情から自分を自由にできない人が
如何に多いか・・・・
すべては「相手のため」ではない
すべては「自分自身を自由に」するため
それがすとんと理解できたとき
人は本当に自分のことを思いやることができた、といえるのでしょう


ほとんどの人は、思いやりを身につけるのに
一生かかると言っても過言ではありません(後略)


本当にその通りだと思います
アタシなど勿論、その行程の序の口にいるに過ぎません
しかし、最近思うこと
それは、”ゆるし”の対象は、自分や、自分を大切にしてくれる人、ではなく
何よりも”自分の敵””自分を苦境に追いやっていると思える相手”なのだと
そう、まさにキリスト教の説く
「汝の敵を愛せ」
それに通じる言葉を見つけました


怒りと憎しみこそが、私たちの本当の敵なのです。(後略)


では、ダライ・ラマは、チベットを抑圧していると思われる中国をどのように捉えていらっしゃるのか・・・・


(前略)中国人は私を、強靭で決意の固い人間にしてくれました。
私は、自分を進歩させてくれた中国人に、感謝しているのです。



あぁ、この方は本当に、「平和賞」を受けるに相応しい方
非暴力、不服従
そして、罪を憎んで人を憎まず
現時点で自分はもとより、誰にもどうしようもないことへの怒りや苛立ちを
誰かのせいにし、誰かに解決してもらおうとすることが
どれだけ己を苛み、負のループに引きずり込むか・・・・



今の自分の幸福があるのは、
すべて他人の勤勉な努力のおかげです。
(中略)
見知らぬ無数の人々の親切がなかったら、
これらのどれ一つとして存在せず、
享受することも利用することもできないのです。



”ゆるす”ことの前提は”感謝”すること
それも、目に見えるもの、自らに快をもたらしてくれるものに対してだけでなく
”今、自分がここにある”というその事実と、それを支えてくれる、可能ならしめているすべてのことに対して。。。。


人生は学びですね
こういう方の言葉に触れることができることに感謝!!!

おすすめポイント:
怒りや不満を自覚している方にオススメしたいけれど
その方にまっすぐに伝わるかどうかは、その方の怒りや不満の深さ、ご自身を変えようという意志の強弱によって違うでしょうね

でも、それぞれに違った受け止め方が為されても良い
こんな視点がある、それを自ら考える(=テツガクする)だけでも、随分世界が変わって見えるようになるかもしれません

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