« 頭痛の種は・・・・・ | トップページ | 村田 喜代子 『あなたと共に逝きましょう』 »

ミニシアターにて『コトバのない冬』

大型ショッピングモールなどと一体化したシネコンが全盛期の今Image209 
昔ながらの”映画館”はどんどん閉鎖に追い込まれている中
観たい映画があってレディースデーを狙って出掛けたミニシアターは
なんとも懐かしいレトロな映画館
学生時代によく行ってた駒場や下北沢の小劇場や、池袋西口辺りの寂れたミニシアターを髣髴とさせ、あぁ、なんて懐かしい。。。。。

最寄り駅から3分とあったので、ちょっと早く着き過ぎるか・・・と思ったのだけれど
地図で確認して、ここ!と思える方向に歩き出したはいいが
”映画館なんだからすぐに見つかるだろう”と思っていたのが甘かった
Image210 そりゃ、こんなビルの地下だなんて、しかも表通りに面してないんだもの、見つかりっこない!
しかしそこは、大阪の下町
犬の散歩をしてらしたおばちゃんも、電気屋のお兄ちゃんも、コンビニのおばちゃんも、本当に親切に教えてくださって
結局駅を出てから20分くらい、ツーブロックほど大回りをして辿り着きました

観たかった映画は、渡部篤郎さんの初監督作品『コトバのない冬』(http://www.echo-of-silence.com/Dsc05911

俳優さんとして、控えめながら存在感のある演技力に魅入られる渡部篤郎さんの監督作品、というので観に行きました

特撮だのCGだのカメラワークも、そして俳優の演技も
過剰で饒舌すぎる映画が溢れている中
こんなにも”作られていない”、いや、作らない、ということを強烈に作りこんでいる(NGシーンさえ撮り直していないように見える)映画は、久々で新鮮でした
懇切丁寧なストーリーの説明や、ストーリーを浮き彫りにする台詞がなく、高岡早紀が一人で”フツーの人”の思いをぽつんぽつんと独り言呟いてるような感じで進んでいく
私の好きな河瀬直美さんの作品のように想像力を要求される、静かだけれどインパクトの強い映像が多く、とても美しい映画でした

ストーリーはとても切ない
気持ちがすれ違ったり、タイミングが合わなかったりで
違う道を選んでしまうことって決して少なくはないのだけれど
確かに惹かれあい、結ばれあった気持ちが
ああいうカタチで終わってしまうことがあるなんて・・・・・・
最後のシーンの高岡早希さんと渡部篤郎さんの表情が、ものすご~~~く雄弁で心に沁みる

渡部篤郎さんって、すごくロマンチストな人なんだろうなぁ
二人が心惹かれあっている、心が触れ合った瞬間のシーンが
もう、とっても素敵で、久しぶりにドキドキしましたww

席数28の本当に小さな部屋に20人弱
こんな静かで美しい映画を観るには、やはり大型スクリーンより、こういうミニシアターが合ってるなぁ。。。。

« 頭痛の種は・・・・・ | トップページ | 村田 喜代子 『あなたと共に逝きましょう』 »

観た・聴いた・読んだ(映画・DVD・CD・読書レビュー)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 頭痛の種は・・・・・ | トップページ | 村田 喜代子 『あなたと共に逝きましょう』 »

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • 簡単1分ヨガ!!
  • Twitter
  • 大好き♡久文先生
    ヨガインストラクター 久文 明子 SIZE=130px×220px
  • 布絵本
  • グリーンリボン お天気