« 梅は咲いたか、桜はまだかいな | トップページ | 篠田 節子 『薄暮』 »

『加賀見山再岩藤』

南座の三月花形歌舞伎Dsc05920 
今年はアタシのお気に入りの亀治郎さんと、中村獅童くんが来る、ということで
昼の部、夜の部、いずれもすご~~く興味深く、「行ってみたい」と仰るお友達とは”昼の方が出易いかな~”ということで昼の部のチケット取ったのだけれど、やはり亀治郎さんの宙吊り七変化も気になる・・・・

というわけで
毎日毎日オークションや歌舞伎掲示板をにらめっこし、ついに4200円の3等席を3000円以下で落札good
昨年末の顔見世に行ったとき、3階席でもお着物の方が結構いらして ”やっぱり歌舞伎やお相撲はお着物が良いよなぁ”と思っていたの
で、夜の部は4時からだし、よっしゃ!では、この春は”着物で歌舞伎デビュー”してみようwwwと
3,4日前からそりゃぁ、汗だくで帯と格闘いたしましたの。。。。

Image221  なんとかお太鼓の形は造って、背中には背負えるようにはなったものの、〆が甘く、ずり落ちちゃうわ、帯揚げはゆるゆるになるわ、たれは長過ぎるわ・・・で、とても外に出られる状態ではなくcrying
「やっぱりお着物諦めようかなぁ・・・」と思っていたら
おネエが「せっかくの歌舞伎やのに着物着て行かへんの?着せてくれるところあるヤン。お金払って着せてもらったらエエヤン」・・・と
いやぁ、せっかく1000円以上もお得にチケット手に入れたのに、着付けにお金使ったらなんのこっちゃ!と思っていたのだけれどDsc05914_2 
出張で3000円で来てくださる方を探し当て、ダメモトでご連絡したら「大丈夫ですよ!」とのこと
・・・で、こんなにきっちりと、しかも苦しくなく、着付けていただき、イザ出発!!(髪は部活に出掛ける前におネエがちゃちゃっとまとめてくれたのを着付けの先生がちょこっと手直ししてくださった。ホンッと、自分では何も出来ないアタシ・・・ちょっとは自分を身奇麗にすることにもパワーを振り分けなければ・・・・sweat01

このお着物、数年前に京都で見つけて一目惚れ、気軽に普段着使いしよう・・・と、衝動買いしてしまったお洒落着
可愛い帯留めを見つけたので、合わせてみました Dsc05916

4時からのお芝居の前に、ちょっとお茶でも・・・と、花見小路の脇道のカフェへ

Image225 外観は典型的な京町屋ながら、内部は低い位置にある窓から見える坪庭がモダンなお店で、蓬ロールとわらび餅のセットを頂く
Oku そのお店で、「チケットすごくお安く手に入りそうなんだけど、ご一緒にどう?」とお声を掛けて一緒に行くことになったお友達とおしゃべり
彼女とお会いするのは去年の秋に、一緒にミュージカルを観に行って以来
暮らしを明るくすることにとっても積極的な彼女は、これまでに手掛けていらした頒布会のお仕事から、今度はさらに一歩踏み込んで、おうちでサロンを開かれることにされたと仰る
いつも”自分が良いと思ったものを””自分が愉しみながら、その喜びを他の人にも分けて差し上げることができたら”というスタンスで、道を切り拓いていかれる彼女
新しいお仕事に対して、夢一杯、楽しんで準備をなさっている姿は、お話を聞いているだけでこちらまで楽しく、清々しい気持ちになってくるから不思議
もう、お芝居の開始時刻を忘れる勢いで1時間半くらい喋り倒し、南座へ急ぐdash

Image228 夜の部の出し物は『加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)』
このお話、容楊黛作の古典狂言『鏡山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)』の後日譚として河竹黙阿弥が書いたもので、別名『骨寄せの岩藤』とも呼ばれる演目

あらすじは、アタシのだらだらした文章よりもhttp://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/2010/03/post_20-Highlight.htmlでご覧頂くとして、『鏡山旧錦絵』では確かに岩藤とお初とがキーウーマンだけれど(実際に歌舞伎では見たことはありません、↓の中に収録されているので、あらすじを知りました。Dsc05921_2漫画なので、本を読みたがらないチビも夢中で読んでました)この『加賀見山』は、岩藤や二代目尾上(お初)よりも、望月弾正とお柳の方の陰謀とそれに陥れられた花房求女鳥居又助主従の不幸譚の方がストーリーの本筋だと思うのだけれど
確かに骨寄せや”ふわふわ”、草履打ちの場面はキョーレツにインパクト強く、見ていてとても面白い趣向満載
出ずっぱりの亀治郎さん、殺陣のキレの良さのすぐあとに、足元覚束ない幽霊役への切り替えの見事さは言うに及ばず、さっき消えて、骨と化した(黒子が骨を操って見せている)と思えば次の瞬間別役で登場したり、一瞬のうちの早代わり、どこまでが代役でどこからが亀治郎さんだったろう??と、きっと舞台裏、奈落の下では大勢の裏方さんも交えて大童のお着替えだったろうな・・・
そして、今日何度の切腹、ご苦労様にござりました・・・という感じ
いやぁ、本当に見ていて飽きず、楽しかった
特に岩藤宙乗り”ふわふわ”の場面は3階席にも亀治郎さんが近い、近い!!!
アタシ達は最後列だったけれど、あれ、3階席最前列だったらホント、垂涎モノだったでしょうね(1階席からは見上げるのに首が痛くなりそうだし、2階席ではあるところから見えなくなってしまうのではないか・・・と)Image229 

Image230_3 お芝居が跳ねた後は、花灯路会期中の花見小路から石塀小路への、アタシのお気に入り道を辿り、京の夜の風情をほんの少し味わってから、京を後にしました

やっぱり、京都はどんな季節も、夜も良いですww

« 梅は咲いたか、桜はまだかいな | トップページ | 篠田 節子 『薄暮』 »

観た・聴いた・読んだ(映画・DVD・CD・読書レビュー)」カテゴリの記事

コメント

ふーさん>
(もしかして、ふーじー先生かな?)
コメントありがとうございます♪
歌舞伎、なかなか機会がないですよね

アタシは東京にいた学生の頃(国文学科だった、というのもあって)は、歌舞伎座や新橋演舞場で幕見券っていうのがあって、一幕だけ2000円程度で見られたので、何度か観に行ってたのですが、関西に帰ってきてからはとんとご無沙汰で・・・・
ここ数年くらいでしょうか
年に一度くらいは観に行くようになったのは・・・
京都の南座デビューも、お友達のご子息が出られた去年暮れの顔見世を観に行った時だったんです

まだまだこれから機会はきっとありますよ!

お着物素敵です♪
私もいつか自分で着物を着れるようになりたいものです。
歌舞伎も一度見てみたいと思うのですが、
まだ一度も見た事がありません。
タイミングがあえば是非見に行ってみたいですねぇ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 梅は咲いたか、桜はまだかいな | トップページ | 篠田 節子 『薄暮』 »

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • 簡単1分ヨガ!!
  • Twitter
  • 大好き♡久文先生
    ヨガインストラクター 久文 明子 SIZE=130px×220px
  • 布絵本
  • グリーンリボン お天気