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事始め

お正月って、アタシにとっては”家族”というものをいつも以上に意識する機会、でもある
それは、普段一緒に生活している”核家族”だけでなく、自分の生まれ育った家の家族、そして嫁して新たにできた家族・・・・

子どもの頃、年越しはいつも父の実家だった
山の中の寒村で、初詣といっても、雪の中ゴム長を履いて”鎮守さん”にお参りに行く
TVで紹介されているような、晴れ着で着飾った人で賑わっている・・・なんて光景とは隔絶の感
お参りから帰るとお雑煮と母の手製の田作り、黒豆、数の子、昆布巻き、煮しめがそれぞれどちゃっと鉢盛りにされている”田舎屋の食卓”
これまた、TVで観るような、お重に美しく並べられた色とりどりの”豪華料亭お節”などとは無縁な食卓で、祖母の発声で元旦の食事が始まる
その後はどこへ出掛けるでもなく、楽しいことがあるでもなく、ただただゴロゴロと・・・・
伯父や伯母達や従兄達がみえることもあったけれど、年の離れた従兄達には”遊んで”もらうようなこともなく、しきりのない田舎家でお客さんが見えると子ども達は居場所がなくなってしまう
アタシの子ども時代のしかも山の中なので、TVのチャンネルも3つくらいしか映らなくて、子ども心に本当にお正月は”ツマンナ”くて”気の重い”ものだった
娘になると、友達やBFと”初日の出”を観に行ったり、賑やかな寺社に”初詣”に行くことが、喉から手が出るほどの”夢”だった


三賀日が済むと、今度は母の実家へ
母の実家は寺なので、来客も多く、お節料理も種類豊富に取り揃えてあり
また、祖父や叔父がお年始参りに行くのに連れて行ってもらったり、まだ若かった叔父や叔母が一緒に百人一首やトランプをしてくれたり
弟の一つ下を先頭に従弟妹たちが生まれてからはその子たちと遊ぶのも楽しみだったし
それはそれは楽しい帰省だった
子ども一人くらいは父の実家に帰らなくてもいい、という暗黙の了解が有り、
妹弟たちと交替で、”除夜の鐘”を打ちに母の実家に年末から行けるのは子どもの頃、3年に一度の心躍る楽しみだった


「田舎の長男のヨメの正月」を子どもの頃から身を持って知っていただけに
”田舎の長男”に嫁してからも、心浮き立つクリスマスの次に来る”帰省必須”の年末年始は
どことなく気の重いものだったけれど
それでも、子どもの頃から”お正月には帰省”が染み付いている身
今はたいしたことがしてあげられない・・・っていうことの言い訳でしかないけれど
”元気な顔を見せる”これが何よりの親孝行
そう思っているところがあり
だけど、結婚して20年近くを経てもまだ、ツレアイなしで子どもを連れて婚家で泊まる、ということはできなくて(なんという意気地なし・・・・・なアタシは、同居なさってたり、ご主人抜きでもご主人の実家とうまくお付き合いされている奥様のことは本当に尊敬する!!!)
無理すればなんとか日帰りできないわけでないところにあるツレアイの実家には、よほどの理由がない限り(2年前はおネエが受験直前だった為、帰省は見送らせてもらった)は、お正月に一度は顔を見せなければ・・・ということで
去年同様、片道4時間の帰省をしてきました


短い滞在時間で、お昼ご飯とお茶をご一緒し、年賀状の宛名面の印刷の手直しをして差し上げ、お墓参りと子ども達の買い物をすることしかできなかったけれど
何よりも”○○家の家族”をいつもいつも強調されるお義父さんは大変喜んでくださり
お顔観に行けて良かったな・・・・
○○家のヨメの年始の務めはひとつ果たせたかな・・・・と

喜寿を越えられたお義父さんは、お独りになられても気丈で前向きで Dsc05772 Dsc05771
アタシ達はもうそれだけでとても安心させてもらっているし
今日も、孫娘にお手製の料理を振舞いたくて、あれこれと準備してくださり、みんなで美味しく頂いたけれど
たまに”家族の作った料理”も目先が変わって良かろう・・・と
お節をちまちま詰めたお重をお届け

Photo 寅年にちなんだ御菓子もちょいと太った寅さんだったけれど
”ゲンのもの”で美味しく楽しくいただきました

短い冬休み、友達と出掛けたり、家でゆっくりのんびりしたがっている娘たちも
この”長男家族の年中行事”だけは心得ていて
往復8時間の列車の旅も、いつも車で移動に慣れている娘達には不便で不興なものでもある一方
ちょっとしたことで笑い転げたり(今回一番受けたのは、アタシが”ドア奉行だ・・・ということ。乗降の少ない寒冷地を走る列車ではドアの開閉が手動になっていて、だから、ドアをあけて乗り込むとすぐにドアを閉めて車内の保暖をする・・・・極度な寒がりのアタシは自分では意識していなかったけれど、誰かがドアを開けるたびにドアに視線が流れ、閉まるまで”ガン見”していた・・らしい 笑)
これまた家でそれぞれ好きなことをして過ごしていては得られない
貴重な”家族の時間”


実家の両親とも、お義父さんとも
子ども達の成長を伝え、一緒に過ごせる機会を、努めて作り
その機会、時間を大切に丁寧に過ごしたいな・・・と
これは、毎年年頭には感じることです
”初心忘れず”丁寧に1年を過ごしたいです

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華音の日常」カテゴリの記事

コメント

3わんこのおかたんさん>
ウフフ。。。。
わんこブログをなさっていると知り、もしかしたら探し出せるかも・・・って思ったんですww
一発でBINGO!!!だったとは、アタシもと~~~~~~っても嬉しかったです♪

十勝に住んでいるアタシの同級生もわんこブログを持っていて、北海道で暮らしてらしたこと、わんこのこと、きっとおかたんさんともお話が合うんじゃないかなぁ・・・って、すぐに思ったんですょ
ここにリンクしてあるので(『十勝の自然探犬隊』)良かったらまた覗きに行ってみてくださいね!

私も、長男の嫁してきました~
と言ってもわずか数時間食事を一緒にするだけですが…うちは、実質次男の義弟夫婦が面倒をみてくれているので~

それにしても、驚きました!!
まさかうちのブログを見つけ出してコメントまでくれるなんて…
これからも、遊びに来させてくださいね!

みるさん>
温かいコメント、ありがとうございますww

>「こういう不健康な感じがお正月っぽい」
そうそう!アタシ達夫婦の”感覚”もそれに近いです・・・・が、やはり子どもがいると、その子達がそういう”家庭の雰囲気”を受け継ぐわけだから・・・とつい気負ってしまうのが、普段ヌケヌケなのに、ミョーに変なところにコダワリがあって難しい・・・と言われてるアタシらしさ・・なんですよねsad

そうそう。
同級生のRちゃんが昔むか~~しに「何回か結婚式に行ってみて、ご実家の家族の絆がとても強い・・・と感じられる人って、婚家の家族や家風に馴染むのに時間が掛かったり軋轢があったりする気がする」って仰っていて、あ~~~、なるほどそうだなぁ・・とすごく納得したことがあります
うちは母が「田舎の長男のヨメ」ということにすごくマイナスイメージを持って過ごしていたので、自分も極力伴侶選びにそれは排除しよう・・・って思っていたのに、気がついたら同じ道・・・
だからこそ、母のようなマイナスイメージを娘達に感じさせないようにしよう、婚家に馴染むように努力しよう、可愛がられる良いヨメになろう・・って思って過ごしてきたのですが、そういうのって、意識すればするほどぎこちなくなりますね
結婚して20年が近づき、最近ようやく「婚家は大事、でも実家もやっぱりとっても愛着がある」っていうことに素直に身を委ねてもいいんじゃないかな・・って思えるようになってきました
みるさんのように、本当に”自然体”で、周囲の人と接することが出来るように・・・あ、今年はそれも”願”のひとつにしても良いかもしれませんww

こんにちは!
うん、ちゃんとしたお正月・・・そういう感じですよ!
ウチなんて夫婦2人だからもう、超いいかげんで(笑)。
お節料理なんてお正月にほとんどご飯を作らなくていいためだし(笑)。
元旦はお昼からレトルトカレーを2人で食べて、「こういう不健康な感じがお正月っぽい」なんて笑いあったり・・・。
ほんとにダメダメです(笑)。

でも私、ダンナのご両親はもう亡くなっていないのですけど、叔母さん夫婦が以前からダンナの親代わりみたいな感じで東京にいるのですけれど、最近は私、上京するたびにそこのお宅に一人で行って、この前はついに一泊。
ほら私、実の母親とあまりうまくいってないでしょう??
そうすると、ダンナのほうの叔父さん叔母さんのほうとなんだか仲良くなっちゃって(笑)。
そんなものかもしれませんよ。
実の親とうまくいっていれば、ダンナの親のほうに気兼ねがあるのは当たり前。
華音さんはちゃんと親とうまくやっているのだからそれは全然意気地なしなんかじゃないと思いますよ!

PIOさん>
アタシも結婚したときには、「田舎の長男」の家、だったので子どもの頃から母が散々愚痴っていた年末年始を覚悟していたのですが、婚家のお義母さん、定年までNTTで勤め上げられたキャリアウーマン(死語っ!?)ですので、初めてのお正月、手ぶらで伺って「お節何作ればいいですか?」とお伺いすると「お節なんて冷たくなったの毎日食べたくないでしょう?温かいもん食べましょ」と言われ、それでも・・・と思って伊達巻や八幡巻きを作って持って帰った歳には、市販のお節セットを準備して待っていてくださったので、以来ずぅ~~~っとお節料理には無縁なお正月を過ごしてました。

>料理の種類、具材、レシピをすべてご自分で
と、仰ってくださっていますが、単に家族が食べないものが淘汰され、好きなものばかり作って並べているだけ・・・ですwobbly
ただ、うち、子どもが二人とも娘なので、そろそろ”ちゃんとしたお正月のしきたり”の基本的なことくらいは伝えておかなければ・・・長女は下手するとあと数年で家を出て行くことになるかもしれないので、ちょっとした焦りもありまして・・・sweat01
私自身もそうなので、そこからの反省もあるのですが、門前の小僧として、きちんと教えてくださる方にめぐり会えれば幸せですが、まずは”基礎がなっとらん!!”と顰蹙かいそうなもので・・・

華音さんらしく、すべて前向きに楽しむ年末・年始をお過ごしですね♪
お節料理も、料理の種類、具材、レシピをすべてご自分で考え、そろえ、盛りつけているのは凄いなあ、憧れだなあ。。。
私はただ、義母の指示に従って買い物をし、皮むきをし、刻んでいるだけなので、いつまでたっても「半人前」のままです。。。
まあ、それが幸せなのかもしれませんけれど。


どうぞ今年もお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます!o(_ _)o

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