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山本敏晴 『HIV/エイズとともに生きる子どもたち ケニア』

とかくエイズ(HIV)はタブー視されたり、偏見を持ってみられたりするけれど 41celjmi1cl__sl500_aa240_
生まれながらにHIV感染の可能性を持って生まれてくる子どもに
何の罪もない

先日観たDVDは、タイの幼児売春によるHIV感染の子どもの問題がテーマの一つだったけれど
母子感染のケニアの子ども達の問題は
先進国で唯一HIV感染者数が増加しているわが国でも
近い将来”他人事ではない”問題になる可能性が大きい

「小学校高学年から読める平易な文章」ではあるけれど
中学生にも理解できる”わかりやすい英訳”もあり
多くの青少年に見てほしいと思う

世界のどんなところに住んでいても
HIVに感染していたって
「ひと」が願うこと、大切にしているものの根本は同じ
自分が大切にしたいと思っているものを懸命に守るように
地球の裏側で、大切なものを守りたい・・と思っている見も知らぬ子ども達のことを
”知ること”
まずはそれが「国際理解」「国際協力」の一歩かな」

これまでの”あなたのたいせつなものはなんですか”シリーズは
子ども達の絵がほとんどだったと思うのだけれど
この『ケニア』では
「たいせつなことは、普段の生活を続けていくこと。普段の生活を続けられることにまさる幸せはありません」
「たいせつなものは、わたしたちのコミュニティ。もし、仲間のだれかがエイズで死んでしまった場合も、その孤児たちを。私たちで育てていこうと思っています」
という、成人の想いが採り上げられていたことが、アタシには個人的にとても心に響いた

”普段の生活を続けられることに勝る幸せはない”
”仲間の誰かにもしものことがあれば、みんなで手を差し伸べて支えあってゆく”
社会生活を営む人間にとって、本当にたいせつで愛おしいことを
私たち日本人は、意識して生きているだろうか?
不況だ、デフレだ・・・という経済用語の飛び交う社会で
”なんとかなる””生きていく上では、ほんの”些細”な”己の生活の変化に汲々として、周囲への感謝や配慮など二の次になっている寒々しさを
「勉強してお金をたくさん稼げるようになれ」という言葉とともに
子ども達に刷り込んでいるのではないか??

カメラに向ける子ども達や大人たちの
ひたむきで、希望を捨てない瞳の力に
”何もできない”自分は”何もしようとしていない”自分なのではないか・・・とハッとさせられる

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