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『ゼロの焦点』

受賞女優揃いの”豪華女優陣”と前評判高かった作品
しっかし、圧倒的な中谷美紀の存在感、いつもながらの木村多江の儚さを演じては右に出るもののない存在感に比して、広末の薄っぺらさ、下手さが際立っているcatface

この禎子役は広末じゃなくて綾瀬はるかにやって欲しかったわ~~とチビ
「でも、他の二人が受賞女優だから、もう一人受賞していない女優使うわけにはいかんかったんやろな~」とは、なかなか鋭い読みだったかも・・・
ん~~~、でも、お嬢さん育ちで、表層的な”かなしみ”しか知りえないような役には、広末くらいのリアリティのなさが丁度良い・・・のかもしれない
(『たったひとつの恋』の頃からは綾瀬はるかは確実に成長しているから・・・・・)


人間のかなしさ
いや、平時には考えられないような”かなしみ”を
戦争とその後の混沌は
人に与えてしまう・・・
自分の悲しみ、痛みを声高に叫べる人、時代は
”恵まれている”と言えるのではないか?
かなしみ、痛みを”隠し、封じ込める”ことでしか生きるすべのない
それほどに悲しみが深く、痛みが重い人や人生、時代が
この世には存在する
それを痛感する


誰も幸せにはなれない
救いのない結末
アタシ的に、一番”気の毒”だ・・・と思ったのは
佐知子の弟の徹、だったんだけど・・・・・
残される者の悲しみ、痛み。。。。


松本清張が繰り返し描く戦後
この国の”美徳”から
昭和には戦後の痛みを黙って引き受けていた人が
少なくなかった
そういう人が語らぬままに亡き人となり
戦争、戦後の痛みが風化していることこそ
危ういことではないか・・・・・
そういう時代には
貴重な映画化だったのではないか?
中学生であるチビが、この作品を見たい、と言ったこと、そして見ていろんなことを感じ、考えたこと
それは、大きな意味があったんじゃないか・・・

昨日チビと観に行ったこの映画と、帰ってきてから、返却期限が昨日だったので大慌てで観たビデオ『トウキョウソナタ』(http://kanon1211sukefuji.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-b7ac.html)

奇しくも、二つの作品に共通していたキーワードが
「生き直す」「やり直す」

あの時、こうだったら・・・・
あの頃がなかったら・・・・・
誰にも、先のことなんて予測できない
人生は予測通りにはいかないことも多い
だけど、人は誰も
それを引き受けて生きていくしかない
それが、自らを滅ぼすことになっても・・・・・

一生懸命生きていたって
人生に裏切られることも、ある
それを誰と、どう乗り越えてゆくのか。。。。。

1日で結構いろいろと考えさせられました。。。。

ポイントでGETした無料チケットで
今週いっぱいで終了する『This is It』を観に行くか
「そんなん観るよりやっぱ『沈まぬ太陽』観なアカンやろ~」とおネエがイチオシのを観に行くか(おネエが学級閉鎖の時に一緒に観に行くつもりだったけれど、アタシの仕事の終了時間と上映時間とがうまく合わなかったので、”補導されないようにしてよ”と案じつつもおネエが一人で観に行った・・・・)
そして、昨日予告を観た伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』は子ども達と3人で是非観たいぞ!!

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