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松村 由利子 『与謝野晶子』

与謝野晶子 (中公叢書)

著者:松村 由利子

与謝野晶子 (中公叢書)

きっかけ:晶子フリークなので

感想:
もう、本当に”気持ちよい”の一言

私は卒論に与謝野晶子を選んだ
中学時代に晶子の評伝を読み
恋愛体質のアタシが、百三十里の道を恋に一途に天翔けった彼女の行動力に惹かれたのは言うまでもなく
諸先輩の姿から、女性史と”女性の生き方”に関心を持ち
ツレアイとの家庭生活のイメージをもデザインし始めていた学生時代
11人という子だくさんの母として
世に堂々たる文人、教養人として
そしてこまごまとした家事を取り仕切り、誰よりも夫を立てて共に輝こうとした妻として
与謝野晶子の生き方、人生への姿勢は当時、そして今も変わることなく私の理想像

本書執筆に際しての参考文献の多くは、私も卒論作成時に読んだものだったけれど
「国文学」というジャンルに勝手に捉われ、作品論から彼女の肖像に迫ろうとしたため(だけではなく、勿論私の論の進め方、構成力、読み取り力もなかったのは明白だけど)に、人物論としても作品論としても中途半端なものにしかならなかった

今回、本書に触れ、緻密な取材と、資料(史料)に基づいた効果的な構成、それでいて難解でなくぐいぐいと読み進めさせる文章力に惹き込まれ
何よりも私が学生の頃から持ち続けていた与謝野晶子のイメージを
本当にそのまんまクリアにしてもらったことに感激

男性に寄生しない女性(眞の意味で自立した〜眞に自立した人間は他者理解と博愛と尊重とができるのだ・・・と思う〜そして男性と協働できる人間)の生き方として、娘達にも読ませたい1冊

おすすめポイント:『青鞜』創刊に「山動く日来たる」を寄稿した与謝野晶子の女性観、人間観、平等観は生活に根ざした、地に足ついたもので、今なお色褪せない

若い女性たちがフェミニズム史観を考える時、是非一読してみて欲しい

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