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パトリック・ヘンリー・ヒューズ『ぼくはできる』

ぼくはできる

著者:パトリック・ヘンリー・ヒューズ パトリック・ジョン・ヒューズ

ぼくはできる

読んだきっかけ:図書館のお勧めの棚に並んでいたので

感想:
生れつき両眼の無眼球症に、身体的な障害をも背負い
度重なる義眼の手術、脊髄の手術を経て今に生きる青年の半生記

奇しくも先日ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人の盲目の青年が優勝をしたが、この本の著者であるパトリック・ヘンリーも音楽に類稀なる才能を発揮する
ロン・ティボー国際コンクールで第2位を獲得した梯 剛之さん然り・・・
盲目の方は、それ故に聴覚が研ぎ澄まされている、のかもしれないけれど
なにより彼らをそこまでに育て上げたご両親や彼らを導いた師の慧眼と忍耐努力とを思うとき
五体満足であるに関わらず、凡庸であることを嘆く我が身の愚かしさを痛感する

『五体不満足』の著者乙武君のご両親もそうであったように
私の知人にも、重度の障害を持つ息子さんを絵の具に触れさせ、彼の才能を引き出し伸ばし育てている方がいるけれど
ハンディキャップを”憐れみ”の対象に変えず
「彼には出来ないことはたくさんある。けれど、彼が出来ることはすべてやる。そうすれば彼は彼がなれるもののすべてになれる」
と、彼らに接するその揺るぎのない信念と、決して言葉でなど言い表せない彼ら自身そして周囲の人間のたゆまぬ努力と愛情
それは、ヌルく生き、世の中に不満を並べ立てるばかりで”行動は今イチ”なアタシ達への啓示だ

とっても読みやすく、そしてしみったれた憐憫を誘う言葉などなく、あくまでも明るく楽しく前向きに「生」を愉しみ感謝して生きる家族の姿に、勇気や希望をもらえる

アタシ達はアタシ達にできることはすべてできるのだ!
そう、だから、アタシ達にできることはすべてやるべきなのだ!!・・・と

おすすめポイント:
挫けそうな時にも
自分は良く頑張ってると思えるときにも
とにかく、心を強く、背中を押してくれる

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