« みかんもそろそろ時期が終わりますので・・・・ | トップページ | お雛ご飯 »

田近英一 『凍った地球~スノーボールアースと生命進化の物語』

友人のご主人の著書 http://www.shinchosha.co.jp/book/603625/

友人は
「科学ものだけど、あくまで一般向きなので、寝転がって読める部類の本」と言ってたけど、いやぁ~
アタシには、難解(に思える)な専門用語も多く、ひとつひとつの事項を”理解”するのに、何度も”前述”を探して辿って読んだり、図解のところをめくって照らし合わせたり・・・・
紀行文と評伝といつものごとくチャンポンで読んでたので、一番進みの遅かった一冊です

だけど、本当に丁寧に書いてあるので、読み込んでゆくと、からきし地学の知識(高校理系クラスでも地学は履修しなかった)も人並み以上の興味もないアタシでもちゃんと論旨がわかるようになってるのはありがたい

友人にこの本の紹介メールを頂いた時に、まっさきに頭に浮かんだのが『The Day After Tomorrow』だったのだけど、あの映画は確か地球温暖化現象の後急激に地球の寒冷化が進みNYは氷に閉ざされる・・・・というようなストーリーだったように思うが、その寒冷化の速度を割り出すのに、気候学者が古代(有史以前、古生代とか原生代とかいうレベルだった・・・ように思う)の気候図を基に計算していたような場面を鮮烈に覚えている
へぇ~~~、こんなこと研究してる人もいるねんなぁ~、んで、こんなことから今後の地球環境の変化も割り出せるねんなぁ~なんてあの時漠然と思ったのだけれど、まさに!この一冊は、あの『The Day After Tomorrow』のような事態が過去起こったことがある、という「仮説」と、それを裏づける「根拠」やそれを示す「方法」などが丁寧に説かれ、全世界における地質学、地球気候学の研究史も俯瞰できる


私たちが早晩、孫の代にでも地球環境が激変し、人類の破滅がやってくるように恐れている地球温暖化現象も、悠久の地球(惑星)史から観れば、私たちが今までその存在を知らなかった顔ダニに恐れをなし、ヒステリックにその絶滅を目論んでいるようなもので(喩えがあまりに不適切かも・・・田近センセ、ごめんなさい<m(__)m>)
「万物は流転する」「ほとんどの種はいつか絶滅する運命をたどる」のである以上、この地球上で、人間のみが絶滅を免れる、ということはあり得ない
・・・と、思えば、徒に恐慌をきたすよりは、これまでの研究の成果から学び、これからの研究に学び、地球環境の激変による絶滅の時期を少しでも遅らせる(少なくとも、私たちの関わりうる世代のうちに絶滅する・・・という可能性は低いだろうから)ことに人類自らが貢献できれば良いな・・・と思う

« みかんもそろそろ時期が終わりますので・・・・ | トップページ | お雛ご飯 »

観た・聴いた・読んだ(映画・DVD・CD・読書レビュー)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« みかんもそろそろ時期が終わりますので・・・・ | トップページ | お雛ご飯 »

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • 簡単1分ヨガ!!
  • Twitter
  • 大好き♡久文先生
    ヨガインストラクター 久文 明子 SIZE=130px×220px
  • 布絵本
  • グリーンリボン お天気