2009年1月
中園 健司『ジャッジ~島の裁判官奮闘記~』
牡蠣といえばこれまで、生牡蠣(これ、大好物です!!でも、家では怖くてナカナカ食べられない信頼できるお店で、レモンをちょっと垂らして新鮮なのをツルっと飲み込む幸せ。。。随分ご無沙汰ですが・・・・)か、カキフライ、子どもの頃は、あまり好きでなかったけれど私の実家では土手鍋が定番だった
買ってきた牡蠣のパッケージにも『牡蠣のベーコン巻き』とあったけれど、牡蠣とベーコンの取り合わせって、ナイスマッチングなんですね
簡単だけど、とっても美味しかったぁ
今日は雨は上がったものの、すごい風
部活が休みだから、友達んちで焼き芋パーティすることになったんだけど、行って良い?というおネエを送り出した後
熱が下がって、山ほど積み上げた漫画にケラケラ笑っているチビと
リビングでまったり読書の一日
| ジャッジ―島の裁判官奮闘記 (角川文庫) 著者:中園 健司 | |
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買ったきっかけ:
ネッ友さんがNHKで放映されたドラマを絶賛してらして
また、奇しくも、アメリカに住んでいる西島秀俊さんファンの友人も「ジャパンTVで華音ちゃんのご主人と重ねて観てるよ〜」と言ってくれてて
そのドラマを観ていなかったアタシとしては、”う〜〜〜、アタシがその感性を高く評価してる友人二人までもが絶賛してるのに、見逃したぁ〜〜”と思っていたのだけれど、友人のブログ(http://bitter-sweet-mix.cocolog-nifty.com/blog/)でノベライズされていることを知って
感想:
のどかな島の生活の中でも、ひととひととの暮しの中には”事件”も起き、そんな事件ひとつひとつの背景には、いろんな”思い”が交錯する
そんな事件の背景や、三沢の家族とのやりとりなど、ところどころでジワッとくるのは歳のせい??
多分奄美大島であろう「大美島」とちょうど先日見た『余命』の加計路間島の島言葉や島料理、カヌーで巡るマングローブの原生林や、相撲大会などがオーバーラップして、興を添えた
そもそも裁判にかかるような過ちというのは、理知とは真逆の本能や欲望に流された結果起こる。それを理知のみで裁こうとしても、歪みが生まれるだけ。
人を”裁く”ということは、人の”人生”を左右すること
判事という仕事は、常にその重圧を意識して臨んでいるものだと思う
そこに、”理知”だけでなく、理知ではどうしようもない本能や欲望を解することで、原告被告両者に平等なジャッジができる
裁判とはどちらが”正しく”てどちらが”間違っている”かを断じるものではなく、両者にとって、より良い未来を開くためのもの
それを自覚している者が
「パパは、悪いことはなにもしていない。だから誰に何を言われようが、堂々と胸を張っていてほしい。裁判官の子に生まれて損したわ〜なんて思わんといてなぁ」と
「どうしてケンカになったのか、どっちの言い分も良く聞いて、ケンカしないですむようにしてあげたいよな。パパはそういう仕事がしたくて、裁判官になったような気がする。でもそれはとってもむずかしいし、責任の重い仕事なんだ・・・。これからもっともっと勉強せなあかん」と言えるのだと思う
法律は、それ自体はとても無機質なものだから
そこにひとの生活や想いという温かさを加えて
単に”口八丁”で勝ち取る(アタシは”勝訴”とか”敗訴”という言葉が嫌い!!)だけでない、人の機微に通じた法曹が増えることを心から願う
そのための新司法試験であって欲しいし、裁判員制度であって欲しい・・・と思う
・・・・・ケド、、、、、
”先進国”からの付け刃、で、取り敢えず”体裁”を整えようとするこの国の政治家やお役人の采配には、まだまだ不信感は拭えないけど・・・・ね
おすすめポイント:
法曹を目指してる方は、高い志を持っていらっしゃるのだと思うのだけれど
難関司法試験を突破するだけの優秀な頭脳と滑らかな弁舌を、単に裁判に勝つ、ためや人を断罪する、だけのために使う(法をきちんと理解しているとは到底思われない)某府知事のような”肩書き法曹”にならないでいただきたい
時にはこういうソフトな書にも眼を通していただきたいな・・と思います
このほかに、まだチェ・ゲバラ関連の本と映画『レボリューション・ロード』の原作『家族の終わりに』も図書館から借りてきてリビング・テーブルに積み上がってる
読みたい本が手元にある、しあわせ
それを読む時間が十二分にある、しあわせ
しあわせは日常の中にこそ。。。。
『余命』
試写会(また当たった!
)に行ってきました
娘たちは「別にいい」というので、松雪泰子好きなの~という友人と
医者だから、症状も経過も末路も、すべてわかっているから・・・・
好きだから、誰よりも自分のことを愛してくれていると知っているから・・・
無知でいる方が楽なことは多い
愛する人、愛してくれる人がいなければ、持たなくて良い悩みや重荷もある
医者を辞めて、自分が好きなカメラを始めた椎名桔平の気遣いとか屈託とかが、ダンナに重なる面もあったし
これまで”幸薄い”役ばかりの印象が強い奥貫薫さんが、配役としても、役者さんとしての演技力でも、とっても良い感じで、
自分の周囲にいてくれる友人たちのことを思い起こさせてくれたり
いろんな意味で、今、自分の立ち位置を考えるのに
アタシには良い映画だったなぁ。。。。
好き好きがあると思うので、誰が観ても感動巨編、とはお奨めできないけれど
でも、試写会場、結構しゃくりあげる声、聞こえてました
アタシ的に”泣ける度”は『感染列島』の方が上、でしたが。。。。
『フライ・ダディ』(韓国版)
イ・ジュンギがカッコイイのはもう、わかってるから~
というチビと一緒に観た
いやぁ、もう、どこまでカッコイイのか、イ・ジュンギよ!
たまにしか見せない戦闘モードのキレの良さと
黙って本読んでる横顔のクールさ
そして、そして
「マッチョなことが強いことだと思ってるのはマヌケだ」
「雇われない、ところで生きたい」
そう言い切る表情
だけど、等身大の本音をチラリと見せる愛おしさ
ちょっとこれはこれまで観たイ・ジュンギの中でもピカイチだったかも。。。
そして、最初はザ・タッチに見えてたイ・ムンシクが、どんどんスリムになってくんだけどでもやっぱり冴えない
笑った顔が青木さやかのようでどこか憎めない
権力者のぼんくらわがまま息子が親の権威を傘に着て好き放題、なにをやっても金で片を付けようとし、そいつにへいこらするヤツがいて、、、、、っていうのは、どこの国でもおんなじなんだね
あ、このハナシ、金城一紀の小説だから、日本のオハナシか・・・
日本版は岡田君と堤真一ダケド、堤さんにはこのダメ中年ぶり(だからこそ、”ダディ”と呼ばれるときとの対比が際立つ!!!)は出せないだろうから(日本の中年俳優でやるならぬっくみんか阿部サダヲさんくらい??いやぁ、でもやっぱイ・ムンシクには敵わないでしょう)軍配はなんと言っても韓国版だね
日本版ではそういう配役あるのかどうか知らないけど、あの、やたらロボットダンスの上手いオトコノコとか、なかなか役者が揃ってた感じ
久々に
ケーキ焼きました
今日のお昼は美容院の予約を入れていたのだけれど
夕方の仕事が、”感染症”による封鎖、のためなしになり
職場に戻る必要がなくなったので、美容院を1週間後に延期してもらって帰宅
なんだって原価を考えれば、材料買ってきて自分で作る方が、既製品を買ってくるより安くて美味しい(・・・とは言えないか。安くても美味しく作れるとは限らないね
)
だけど、”手作り”をするにはいろんな条件に満たされた”余裕”がなくては、なかなか・・・・
子ども達が小さい頃は、しょっちゅうお友達が遊びに来たり、お友達のお宅に遊びに行ったりしてたから、ケーキ作っても、すぐに消費された
・・・ケド、今は子ども達の帰りも遅く、帰ったらすぐ夕食
で、おやつ、なんて食べてる時間がない
食べてくれる人がいなくて何日も残るものを作るほどの気持ちの余裕はない
アタシ自身、夕方の仕事を済ませて帰宅すると、すぐに夕食の仕度に取り掛からなければ、子ども達の帰宅に間に合わない
手の込んだ”手作り”に没頭してる時間の余裕も気持ちの余裕もない
今日は、久々にぽっかりと予定が空いたからね
自分にも”優雅なティータイム
”
アタシのような仕事をしてると
お仕事が1回抜けると、それは直ちに我が家の台所事情
を直撃、するのだけれど
ま、”気持ち”と”時間”とに余裕のあるのは、何にも勝る
”贅沢”だから、よしとしようか
『チェ 28歳の革命』
近くのシネコンがレディースデーの昨日
珍しく政治的・思想的な作品と思われる映画に興味を示し
「もう観た?お姉ちゃんなら興味あるかな~と思って・・・」と、少し前にメールくれてた妹が「今日はノー残だから定時で出られるよ」というので朝一番に急遽約束して
うちで夕飯を妹と家族みんなで一緒に摂ってからレイトショーに出掛けた
恐れていた通り、時間が遅かったので
「お姉ちゃん、途中眠そうやったで~」と妹に指摘されるとおり
途中フッと記憶が飛んでるところがあるけれど、、、、
予習不足で、アジテーションや国連での演説に表れる政治的思想はちゃんと理解できたとは言い難いけれど 数年前、街にベレーを被った彼の肖像のTシャツ着てる若者(?)がやたら目に付くことがあって、この人たち、この人がどういう人かを知ってて意思表示で着てるのかしら?それとも単なるファッション??と思ってたことがあったのですが 革命を”美化”することは、簡単 |
思いっきり親バカネタ
市の地域ぐるみ青少年健全育成推進協議会が募っていたポスター(夏休みの宿題になっていた)に入選したチビのポスターが、コミュニティセンターに掲示されていた・・・と、金曜のスキーの学年懇談会の時にお友達のママから伺っていたので
今日はチビと観に行った
チビのは↓左側のなのだけれど
「うわ~~、アタシのポスターとちー(お友達。右の画像のチビの上のが同じ学校のお友達)のとを並べたらあかんわ~~。アタシの文字がへボいのが目立つヤン
」と
「おかーさんこないだ3年生の子のお母さんに聞いたんだけど、これってパソコンのワープロで打ち出して、それを下書きするんだって。○ちゃんもそうすれば良かったね~。お母さんそんなこと思いつかなかったからさ~、今度は文字、そうしたら?」というと、「そうだねww」
チビは慎重な上に自発的な向上心のある子で
このポスターも、夏休みにアタシが宿泊研修で留守していた時に描いたので
「おかーさん、これでどうかな~?」と写メを送ってきてアドヴァイスを求めた(←がその時の画像)
その時に、
「う~~~ん、ちょっと黄色の文字が見にくいよね~。文字を黒で縁取りしたらきっとハッキリすると思うよ!」
との言葉を素直に受け入れて手直ししたのが、今回入選した
図案を考える時にも、その前に大阪でたまたま目にしたポスター展の作品をヒントにして背景をパズルのようにしたのが、きっと良かったのだ!!と自分でも気に入ったようで
だから、今回も、展示されていたほかの入選作品、特選作品を時間を掛けてじっくりと観ていた
”素直さ”と”向上心(貪欲さ、と言い替えることもできる)”
なかなか共存しないものかもしれないけれど
学問でも芸事でも、この二つもしくは二つのうちのどちらかがあれば、自らの持てる能力を十二分に発揮することができる気がする
今イチ向上心(貪欲さ)に不足を感じるおネエも
帰ってきて
「今日のは、できたで!!なんか、”キテる”で!!」と開口一番意気揚々と言ってたから
父親の厭味も杞憂に終わったようで、良かった、良かった
ま、結果が出るのはまだ先ダケド、取り敢えず、変に萎縮したり卑下して凹んでしまったりするよりは
ちょっと調子良いくらいが健康的だ!
笑顔と過剰でない自信があれば、人間どんな境遇だって、強~~~く(ホンモノの強さは周囲にも心理的負担を掛けない、無理のない明るさを伴う)生きていけるから、ダイジョーブ!!
古都に流れる時間
今日は昨年から申し込んでいた「飛鳥伝統教室 みそ作り」(http://
昨秋の古都散歩以来の国営飛鳥歴史公園へ
大豆は茹でるところまで下準備されていて
米麹としっかり混ぜ合わせたら↑のHPの画像にあるようなミンチマシーン(パスタマシーン???)で潰す
味噌作りにミンチマシーンを使うという発想がなくて、「この画像、”蕎麦つくり”と間違ってんちゃう??」と思っていたのだけれど、間違いなくこの機械を使用
うちにはこんなのないから、うちでまた作るとしたら、すり鉢ですり潰すか、ミキサーを使うか・・・・
潰した大豆に塩をまんべんなく振って、しっかり捏ね捏ね捏ね捏ね・・・・・
粘土遊びとか、陶芸の生地こねやってる感覚
で、出来上がったものをはかりで十等分して、それぞれのジップ袋に入れ、空気抜きをして、出来上がり!
この”空気抜き”が結構なクセモノだったけど
あとは家で冷暗所で寝かせて発酵を待つのみ
アララ・・・・・意外にカンタン
でも、本当は、ちょうど良い硬さに茹でるのが一番難しい、のだよね
作業台を片付けた後は、指導者の方たちが去年作ったこのお味噌で作ってくださった具だくさんのお味噌汁をご馳走になる
外は吹雪いてきてたけど、野菜の甘みが出てて、本当に体の芯からあったまったぁ~~
一緒にみそ作りに参加した友人と、もう一人の友人があとから合流して、古都散歩のときにも妹とお茶した田舎家カフェでランチ、の予定だったのだけれど、合流するはずだった友人が急性胃腸炎でダウンしたため急遽キャンセル、代わりに電車で4駅離れた学校で午前中部活だったおネエが”じゃ、行こかな”と言うので飛鳥駅で待ち合わせて『ことだま』(http://
今日のランチのメニューは→
↓の品々に、古代米のカボチャご飯がつき、美味しいお料理と楽しいおしゃべりに時間を忘れる
食事の途中にまた吹雪いていた雪も、デザートを終える頃にはすっかり止んで、縁側からは暖かく眩しい陽射しが差し込む、気持ちの良い店内には、思いっきりレトロな木調のステレオ(アタシが子どもの頃、実家にもあった・・・・)がすごくしっくりくる
こんな風に五感を使って、時間がゆっくりと流れるのを実感する一日が
月に1度あると、本当にこころが洗われる
今年も、時々娘たちや友人たちとこういう時間を持ちながら
日々を重ねていきたいなwww
そうそう、毎年1月第2週くらいだった(はずの)若草山の山焼きが今日開催されたみたい(http://
こういう季節の行事も、忘れないで味わう気持ちを持ち続けていたい
森 絵都 『アーモンド入りチョコレートのワルツ』
| アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫) 著者:森 絵都 | |
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チビがもらって帰って来た図書館の中学生への読書案内で紹介されていた本
紹介文に惹かれて
全作中学生を主人公にした、シューマン『子どもの情景』、バッハ『ゴルドベルグ変奏曲』、サティ『童話音楽の献立(メニュー)』がテーマの3作
感想:
2作目の『彼女のアリア』が一番好きだったかな
中学生の恋は、大人の恋よりも寛容だ・・・ということを思い出させてくれた
表題作の絹子先生のような大人の女性に憧れる
何よりも自由を愛し希求しながらも、小心者で硬いアタシには絶対に選べなかった生き方・・・・
そして、「大人はいつだってそうなんだ。なんでも好きなように作って、好きなように終わらせるんだ」ということを看破し、その上で「あたしたちが大人になったら、好きなもんを好きなように好きなだけ作って、そんで毎日をきらきらさせてやろうな。そんで、そんで・・・・そんで絶対に終わらせないんだ」と言う君絵が好き
自分の娘は絶対にそんな境遇に置こうとは思わないけれど・・・
どちらかといえば、自分の娘たちは、アタシにはない、どこにも余計な力の入っていない”自然でやわらか”な、奈緒のような女の子に育ってくれたらうれしいな・・・
と思う
それから、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』は記憶に関しての”答え”をくれた
ワルツは私に教えてくれる
何を忘れて、何をおぼえていればいいのか
何もかもすべてをおぼえているわけにはいかない
楽しかったことをおぼえていなさい、とワルツは言う
大好きだった人たちのことをおぼえていなさい、とワルツはうたう
おすすめポイント:
シューマンの『子どもの情景の楽譜』を引っ張り出してきた
バッハの『ゴルドベルグ変奏曲』を弾きたくなった
サティの『童話音楽の献立』は浅学にして知らない曲だった
CD出てるんだろうか???
ピアノ曲を聴きたくなる、そして純粋な気持ちを思い出せる素敵な短編集です
チビは森 絵都さんの『カラフル』は読んだことがあって
”ちょっとキモかったから、この人の作品読む気にならんねん”と言っていたけれど、この短編集は奨めておいた
記憶力
いくら知識があっても、それらをつないでゆく「思考力」や
知識と知識とから、なんらかを生み出す「創造力」のない人は
単なるオタクだし、「経験」に裏打ちされて磨かれなければ、単なる薀蓄野郎
思考力や創造力、あるいは多少の経験はあっても、生み出すもの、繋げてゆくものが少なくて
いつもおんなじハナシばっかりしてる人とか、ひとつのことを多面的に見られない人って、話しててもツマンナイし、”このひとデキル~
うちの親父は70を過ぎた今でも、漢詩や短歌・俳句をいくつも諳んじることができ、上の句を投げられて「ほら、キョウコ~、続けて言わんかい」と(さすがに、”気合だ、気合だ~!!”とは言われないけれど)と言われて目を白黒させることあまたあり
いまだにあちこちのコミュニティセンターで歴史講座を持っている
その孫娘であるおネエは、(その殆どが里中満智子の漫画『天上の虹』からの知識なのだけれど)中学のときの飛鳥巡りで、天智・天武・持統天皇のことや壬申の乱のことをあれこれと話しこんで、歴史ガイドさんに舌を巻かれ、大いに褒められた・・という(それで担任の先生が「歴史学科か考古学科に進んだらどうか?」とアドヴァイスくださったのは、あまりに短絡的一面的で笑えたけれど。。。)
チビは一夜漬けの達人で、国名首都名でも慣用句でも、丸々全部一字一句間違えずに覚えているのには、いつも手伝って聞きながら驚かされる
中学受験はもちろんのこと、高校や大学の受験でも、そしてその受験勉強の下地となる定期試験でもやっぱり問われるのは知識量
そして、その知識量を左右するのは「記憶力」だと思う
一夜漬けするにも、よりたくさんのことを詰め込み、試験まで”覚えて”おくことのできる記憶力がモノを言い
時間を掛けてきちんと身につけるにしても、記憶力の容量の大きい人ほど、多くのことを長く、忘れずに持っていられる
かくして、記憶力に優れた人がテストでも好成績を修める
うちのおネエのように、”好きなこと””興味のあること”にのみ特化して記憶容量が大きくなる・・・ってのもなんだかなぁ???だけど、ま、人間誰しも、好きなことには心も開くので、アタマも開く、のかもしれない
司馬遼太郎さんは著作『草原の記』の中で
「永遠なるものとはなにか、それは人間の記憶である」
というオゴタイ・ハーンの言葉を記していらっしゃるらしい(これは孫引き。村井重俊氏『街道をついてゆく』より)が、本当に「記憶」とは永遠なのだろうか???
娘たちの教科書を時々みていて
高校時代には完璧だった周期表や、あれほど苦労して覚えた化学式や組成式もさっぱり・・・(まずもって電子荷(だっけ??、原子量だっけ??)をすっかり忘れてる・・・
三平方の定理はなんとか覚えているけれど、解の公式はもうすっかり忘却の彼方
父が投げかける俳句や短歌も、妹や弟よりは一応なんとか”(国)文学士”の面目だけは(家族の中では)保っているものの、お粗末限りない
ほんの数ヶ月前、就職試験のために半月間必死で詰め込んだ知識も、もはやあやふやだし・・・・
司馬遼太郎氏の著作には、長編歴史小説が多いけれど、作品を執筆中はあれこれ参考文献を傍らに置いて・・ではあっても、書き上げて何年経っても、どこの講演に行かれても知識が淀みなくサラサラと出てきて、話題が尽きなかった・・・とか
いやぁ、ホント、”アタマの良い人”の頭の構造というか記憶力というのはどうなっているのか????と
アタシが”アタマの良い人間でない”というのは、記憶力の乏しさに端的に現れているけれど
何故こんなにもボロボロボロボロ抜け落ちてしまって残らないんだろう?と、哀しくなる
今日も、数年前の子分二人組に「親分!久しぶり~」と声を掛けられ、立ち話をしたけど、ちゃんとその子の顔と印象は甦ってるけど、名前が出てこない
今弟をみてる一人の子はそこからパッと名前が出てきたけれど、もう一人の子の名前を思い出したのは、ついさっき
あ``~~~
旅行に行って、その時その時は滅茶苦茶感動しまくっても
何年か経つと、その時の経路とか全然思い出せなくて、空の色や風景とその時に一緒に行ったダンナと話したことがセットで、ごく1場面だけがフラッシュバックするのみで、いつもダンナに呆れられたり怒られたり
映画や本も、あとで記録を見返すと、あらすじは朧気に思い出せても、時間が経ったものほどディテイルはほとんど出てこないし、台詞なんてジョーダンじゃない
これって、なんだろう??
80分しか記憶が持たない、数式を愛する”博士”のような「病気」ではないにせよ、70の父の記憶力に比しても、アタシの記憶力の弱さは尋常じゃない
しかも、年々忘却度が加速しているような気がする・・・・
アタマは使わないと退化する・・って言うけど
いろんな情報をネットや書物など”人任せ”にしてるこの怠惰な態度がそれに拍車をかけてんだろうな・・・・
その証拠に、誰とも共有できない、あるいは共有する相手が限られている
リアルな人間関係での相手の“言葉”や”表情”は、意外とずっと覚えているもの
アタシって、動物的な感覚人間???
村井 重俊 『街道をついてゆく』
| 街道をついてゆく 司馬遼太郎番の6年間 著者:村井 重俊 | |
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感想:朝日新聞社の購読者用月刊誌の読者レビューをみて図書館にリクエスト
司馬遼太郎というひとが、いかにスゴくて、そして愛すべき偉大な人だったか・・・というのが伝わってくる
『街道をゆく』はジツハ読んだことがナイ(ああいう大シリーズモノは苦手で、最初から腰が引けてしまって手が伸びないヘタレなアタシ・・・・)のだけれど
あの超大作シリーズは、司馬氏の才能と日々の研鑽だけで成ったものではなく、司馬氏が築き上げてこられた暖かい人間関係からなる人脈と、同行者や旅先で出会った人々に対する暖かくも鋭い洞察力、つまりは司馬氏の類まれなる”人間力”によって成ったものなのだな、これは読んでみたい・・・と、思った
司馬氏もすごいが、そうまで思わせる評伝、というか傍仕え録をものした村井氏もすごい!!
おすすめポイント:
司馬作品をあまり読んでない、と言う(アタシのような)方にお奨めしたい
司馬作品を読んでみたくなる、Tryしてみようかな・・という気になること請け合いです
『恋空』
ロードショーしてる時は、あまりにベタ過ぎ~~とか思ってちょっと引いてたんだけど
TVでやってたのを録画してたのをやっと今日観た
がっきーほど制服の似合う女優さん、ちょっといないんじゃないかなぁ???
春馬くんの金髪も予告では”ちょっと・・・・
”って感じだったのだけど、もう、そんなんぜんぜん気になんなくなる
ちょっと高校生の親としては、物分り良すぎんじゃない????
チビは必死で「これ、実話やからなぁ~」って言うけど、こんな話アリ~???っていうのは置いといて
恋物語としてはほんとよくできてる、最高の部類に入るんじゃないかなぁ・・・・
うちの娘たちはみょーに”現実的”なところが気になるんだけど、アタシも美嘉の両親ほど物分り良くはないと思うけれど、高校生の今だからこそ、心に残る良い恋を育んで欲しいなぁ・・・と思う
ヒロもゆうも、いい人
(ゆうは、ほんとにほんとに”いい人”こういう人も、人生の何処かできっとめぐり会ってるはず・・・アタシニハイマス、今デモ忘レラレナイ、本当ニイイヒト・・・)
こんな良い人に囲まれて、美嘉良いよねぇ・・・って思うけど
そう羨むことでも、珍しいことでもないかも
そう・・・・
きっと、アタシ達は殆どの人が、良心の人たちに囲まれてる
それを好意的に受け止め、信じることができる美嘉だから
いろんなこと、ひとのせいにしないで、自分で抱えることができる美嘉だから
すべてが美しい物語になる
人生は、見方一つで、悲劇が感動モノにもなれば
アタリマエの陳腐なものを悲劇に仕立て上げることだって簡単
人をこころから愛して、信じる
そんなピュアな気持ちを思い出させてくれる
食わず嫌いだったけど、観て良かったwww
小倉 千加子 『男よりテレビ、女よりテレビ』
買ったきっかけ:
朝日新聞の毎月もらえる冊子(集金の時にくれるやつ)での新刊案内で
感想:
社会学や心理学の学術書として読むにはあまりにも浅いし
エンタテイメントとして読むには辛すぎる
結構高名な方なのに、、、、、意外。。。
おすすめポイント:
テレビ番組やドラマを通して、時代をさぁ〜〜っと俯瞰してみたい人にはオススメ
ドラマやテレビ番組に精通している人ほど楽しめる
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著者:小倉 千加子 | |
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ん~~~~、わっかりにくい・・・・・・
初出が週刊誌の連載だった、というから限られた紙面で言いたいコトを無理無理ねじ込んでいるから、なのだとは思うのだけれど
そして、週刊誌でリアルに読むならば、その時々のドラマや事象の内容にもすんなりとついていけるのだろうけれど
これはちょっと単行本にするには無理のある原稿だったんじゃないか???
知ってる人にはまぁわかる、けど、採り上げられている番組や事柄を知らない人間にはあまりにも不親切な、木で鼻括るような文章
小倉センセが、どういう思想をお持ちで、どういう志向でいらっしゃるのか、周知の人には、阿吽でいわんとするところがわかる、のだろうか?
センセが非常勤講師をなさっているガッコの学生さん達は普段からこんなに話題が満載な上に自在にとっ散らかる支離滅裂な講義を理解し、好成績を修めていらっしゃるのだろうか???
ん~~、さすがSacred Heart Schools!!!
そとの空気
お正月の高校の同窓会に出たょ~、今回会えなかったけどどこかで食事でもしたいね~と
梅田ランチ(http://
お天気も良く、窓から見えるHEPの大観覧車が見事~~
女2人だったけどカップルシートに案内してもらい
夜景もロマンティックだろうね~~と言いながら
お肉が柔らか~~~いシチューをいただきました
常勤は当直あるからやらないの・・・と言いつつも
いくつもの病院を掛け持ちし
同窓会当日も帰宅途中に呼び出され、初仕事に帝王切開やって
帰宅したの2時だった・・・というバリバリ産科医の彼女は
学生時代の頃と変わらず、大らかで豪胆
二人のお坊ちゃまたちも、地元の小学校で子どもが喧嘩して・・・って言うか、相手の親にネチネチ絡まれたからさぁ・・・・と二人のお坊ちゃんをインタナショナルスクールに入れてんダァ~と笑っている
人生に於いて、一個の人間にとって拘るべきでない
つまんないことには関わらない
判断力と強い決断力とを求められる臨床医ならではの素敵な生き方
こういうおかーちゃんに育てられると、お坊ちゃんも器の大きい子に育つのだろうな・・・・と
美味しい食事と穏やかで楽しい彼女とのひとときの後は、妹と待ち合わせて、試写会へ
その前に、母の誕生日祝(にかこつけた)温泉旅行の打ち合わせ
楽しい計画はいくつあっても嫌じゃないし、いくら先のことでも力が入る
今日の試写会は『感染列島』 これから公開される映画だから、多くは語れないけれど
この1年くらいに観た映画の中で、これほど泣けた映画はなかったと思う
爆笑問題田中さ~~~~ん、良いよ、良いよ、ほ~~~んと、良かったです!!!!
『アイム・レジェンド』は感染症で人がいなくなった都会の話だったけれど、これは感染症でパニックに陥る都会の話
未知のウィルス感染って、あってもおかしくない話だけにものすごい臨場感だし、ごぉ~~~~~っと感情移入
パニックの時の人間のエゴ、自己保身
そんな中での献身のいかに気高いものか
すべてを知らずして(たとえ知っていても、自分の知り得た一面だけで)人を責めるまい
自分の弱さを言い訳すまい
たとえ明日世界は滅ぶとも、弱々しいリンゴの苗を植えられる
そんな人間でありたい
先日『コード・ブルー』を観ていた時には、アタシは感情に左右されることを潔しとしない冷血漢だから、トリアージは得意だろう・・・と思っていたけれど
どんな医師にもトリアージは辛い
でも、眞に人の命を尊び、優しい人こそ、最後まで自分を強く保ち、毅然とした判断を下せる
本当に優しい人間は
どんな局面でも
最後まで”強い”のだ
『初雪の恋~ヴァージンスノウ~』
『女帝 エンペラー』『王妃の紋章』と、ここしばらく、ドロドロした中国映画を観続けてたせいか
無性にこういう透明感のあるのを観たくなって・・・・・
『王の男』で眼を奪われたイ・ジュンギが出てる、というので借りてきたのだけれど
あの篤姫の威厳を演じきった葵ちゃんが、まぁ、なんてピュアで美しいの・・・・・
ばっちりメイクなんかしなくても、その凛としたたたずまいが可憐な存在感を放っている
若い、それだけで美しい
純粋、それだけでみずみずしい
中年の不倫モノにもよく使われる京都デート(えぇ、南禅寺の水道橋もありましたよ~~)が、
こんなピュアな若者たちだと、こんなに透明感があって美しいのだ・・・・と
誰のせいでもない
自分にはどうしようもないことで
こころ行き違うこと
親の庇護下にいる子どもだから
抗えないこと
パターンとしては、まんま韓流なんだけど
そのベタ度が気にならないくらい
素敵でした
塩谷君、森田彩華ちゃんも、出番は多くないけど
すっごく良いwww
高校生くらいの恋が、一番素敵よね。。。。
そう、アタシ達は、もう、こういう恋を
こんな素敵な映画で瞳ウルウル思い出すくらいでちょうど、良い・・・・・
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
知らずに借りてきて観始めたのだけれど
ちょっと観てると、あれあれ?この画の色、コマ送りの感じ、音楽の使い方・・・・
アメリカ人ってこんな映画撮るっけ??
もしや??と思って最後まで観て
エンドロールでやっぱし!!!
ふぅん、カーウァイがハリウッド俳優使って撮るとこうなるのか
ま、ロードムービーはアメリカが良いわよね
『恋する惑星』では香港のハイウェイでもそれっぽく撮ってたし『2046』も列車でのロード(レイルウェイ)ムービーぽいストーリーだったけど・・・・
自分を束縛していた夫から逃れたくて、でも、死によって絆が切れたとき、その喪失感に打ちのめされる妻を演じるレイチェル・ワイズや、父親に確執を持ち続ける女ギャンブラーを演じるナタリー・ポートマンが主役のノラ・ジョーンズを喰ってしまうほどの存在感!!
人とはぐれたときには、そこを動かずに待つ
確かに、それはひとつ
だけど、両方がそう思って動かなかったら?
あるいは、ジェレミーのママのように、探している方が迷子になっちゃったら?
うまく出会えたら、それはきっと「縁」
”映画史に残るキスシーン”それほどか???って感じだったけど
ま、画は美しかったし、ハッピーエンドだったので、良かったかな
同じ俳優陣を使っても、
マッチョに”行動する”コトが強さだ、オトコだという”アメリカ人”監督には撮れなかったであろう、優しい作品
後藤 竜二『乱世山城国伝』
おネエが中2の時のオープンスクールの授業が「応仁の乱」で、その時に先生が話題に上げられたのがこの「山城国一揆」だった
応仁の乱は知っていても、中学で山城国一揆まで掘り下げて採り上げることはそうないのではないか?とその先生の熱心さと、そして高校の時に日本史を選択しなかったアタシにもよくわかるお話に感服した
その授業が強く印象に残っていたので、図書館でこの本を見つけたとき、迷いなく手にとった
狛、椿井、綴喜、相楽、久世、古市、十市、筒井、宇治田原
今も残る地名や地名として残る地方豪族
応仁の乱やそもそも室町時代そのものが、あまり採り上げられることのない題材ではあるけれど
地理がわかっていること、また、応仁の乱前後の政変については少しではあるけれど知識もあったので、とても面白く読めた
「万民迷惑」「攻めず、耕す」
これがいつの世も、戦を解決策としない万民(戦を解決策にしたいのは、戦に行かない上層部と戦で儲ける商人たちのみ!)の合言葉、なのではないだろうか???
事始め
今日のアタシは、ヨガ事始め
年末にスタンプ集めてもらった2チケットプログラム1回無料クーポンで
難波までレッスン受けに行ってきました
このチケットの有効期限は貰ってから1ヶ月。アタシのは1/15が期限。
13日からは数日不在にするので、行けないので、12日までに使い切らなくちゃ・・・
なんだけど、いつもアタシの通ってる店舗では2チケットレッスンは開催されておらず・・・
いったいどうしろと???
元手が掛かっているものでもないし、わざわざ電車代使っていくならば、このクーポンを反故にしても良かったのだけど
なんせ、普段はチケット1枚3000円(アタシは回数券買ってるからもっと割安だけど)するんだから、6000円をみすみす捨てることに・・・・
で、OL会員の多い難波店らしく夜7時半からのレッスンに出掛けるのは
最後までちょっと躊躇したんだけど・・・・
結果!!
行って良かった!!
照明を落として、キャンドルとアロマランプで明かりを採った空間でのリラクゼーション(レッスン名は『うるおいアロマミストでリフトUPセラピーヨガ』ね・・・そそるでしょう??笑)
お正月に飲み食いだけはして、運動不足だったカラダに無理のない程度の運動量で
落ち着いた暗さとアロマの香り、そしてENYAの歌声で
ちょっとしたことがひっかかってて凝り固まってるこころもほぐれていく
揃って明日から新学期の始まる子ども達を、景気づけに外食に連れて行く、というダンナのプランには乗れなかったけれど
子ども達も気持ちよく送り出してくれて
ほんとに、休み明けの体と心がすっきり
今年も、こころとからだのバランスの良い健康を維持することに努めて
また明日から、頑張るわよ~~~~ww
種を蒔く
それぞれに、意志に漲った、いい日記に出会う
そんな中で見つけた
今年最初の、”良い言葉”
「いろいろと種は蒔いたから、それをどう育ててゆくかが愉しみ」
そうよね
蒔かぬ種は芽吹かぬ
まずは、種を蒔いたなら、あとはそれを丁寧に育てる、見守ること
年末年始アタシが不在にしていたほんの5日間に、雨も降らず、水遣りもしてもらえず
フェンスに吊るしていたハンギングプランターの土がからからに乾いて
しおたれていたパンジーに
たっぷりお水をあげる
そんな、些細なことから・・・・・
今日は部活もないから、ちょっとゆっくり起きてきて
昨日アタシとチビとが借りてきたDVDの中の
「え~~、これ、アタシも観たかったなぁ」という作品を
朝御飯のお雑煮食べた後、ゆっくり新聞読んで、ピアノの練習してから観てるおネエに
「あいつはほんまに勉強はなぁ~~んもやる気ないんやな」と吐き捨てるようにダンナは言うけれど・・・
そりゃぁ、特になんといって取り柄も、人より秀でた才能も、これといって一途に情熱傾けるような対象もなく
やりたいことないならこつこつ勉強して道を切り拓くのが一番無難よね・・・・とやってきた、凡庸な子だけれど
明日は「課題試験」が数教科ありはするのだけれど
それでも、誰に強いられたのでもなく、興味があるから、と”今”向かっているものがあるのならば、いちいちそれに目くじら立てずとも
今、彼女が吸収しているものは、きっとムダにはならない
彼女の情操や、豊かな感情を育み、彼女の血肉になる
そう信じて
高校進学という、自分で蒔いた種を
彼女が満足して収穫することができるように
ただ、今はさり気ない声掛けを、毎日の水遣りと心得て
黙って見守るしかない
いつか大きな花になぁれ!
『女帝(エンペラー)』
| 最近観ないな~~~~、と思っていたチャン・ツィーの圧倒的な存在感 とにかく画が”美しい” でも、なんだか古代中国っていうよりは、内装にせよ、調度品にせよ、中世ヨーロッパっぽいし、 仮面劇で始まり、最後まで報われないストーリーが、まるでギリシャ悲劇・・・・と思いながら観ていたんだけど 特典映像の劇場予告を観てると、『ハムレット』に構想を得た、とあり、納得!! 原作は文字化されているのかしら? 何よりもそれを知って『ハムレット』をもう一度読み直したくなった ワイヤーアクションをふんだんに盛り込んだアクションシーンは『グリーン・ディスティニー』を、そして、チャン・ツィーとダニエル・ウーとの演武シーンは『デュエリスト』を思い起こさせる とにかく、中国映画はスケールの大きさと残忍さは、日本映画の比じゃない そして、劇中音楽のピアノの旋律がすごく胸に響いてくるな~~と思ってたら、やはり!朗朗(ランラン)でした♪ |
北山 眞佐子『川は流れて』
| 川は流れて 著者:北山 眞佐子 | |
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地元の同人誌で作品を発表し続けていらした母の同僚の方の単行本デビュー作品を、母が持っていたので帰省のひととき、手にとった
田舎の旧家の息子が新婚の妻と両親を捨てて出奔
父の出奔後に生まれた一人娘と母・祖母
三代の女性を見守る人たちと重ねてゆく歴史
一人娘の佐和が、母を気遣い、祖母を慕いつつ、山あいのまちで聡明で美しい娘に育ってゆく
母は、娘は夫と、父とどのように向き合うのか
ひとの人生にとって、愛ってなんなのか?赦しってなんなのか?つとめ、ってなんなのか??
感想:
著者プロフィールを拝見すると、特に”ブンガク”や”小説の書き方”についての”学問”を修められた方ではなく、本当にこころのまま、モチーフを大切に温め、”書き続けられた”よう
創作のミューズ、っていうのは学問やだれそれの門下になる、なんてこと関係なく、やっぱり個人のうちに存在するんだなぁ・・・・・
おすすめポイント:
私の良く知る故郷の風景や自然が詳細に描かれ、そして人物造形、ストーリーの構成など、よく練られた上にそれぞれの登場人物の心理描写も丁寧で、よくできた作品だな・・・・と
近藤 史恵『桜姫』
| 桜姫 (文芸シリーズ) 著者:近藤 史恵 | |
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梨園の跡取り息子である兄の死後、引き取られた”はず”の妾腹の子である笙子と、三階役者瀬川小菊とがかわるがわるに語り部となり、ストーリーは進む。
兄の死後引き取られたはずの笙子には、兄を殺した”記憶”があり、その悪夢に苦しむ。その笙子の元に、公表されている兄の死後の日付のついた兄との写真を持った女形役者が現れて・・・・
兄の死の謎は?私は兄を殺したのか?兄は誰かに殺されたのか?それとも、私が愛している人は単に私を利用しているだけ??
おすすめポイント:
歌舞伎や梨園に滅茶苦茶詳しい方には物足りないのでしょうが、アタシのようなトウシロには、歌舞伎への興味が今よりもう少し深く掻き立てられた
『伽羅先代萩』教養として”知って”はいるけれど、舞台を観たい・・・と思った
『タルト・タタン』や『ヴァン・ショー』などの短編集を読んだ後には、伏線もきっちりしたよく出来た話に思えたなぁ
ただ、子役の子のエピソードが、本当にそこに必要だったの??という感じ
アタシには先が気になり、一気に読めた、エンタテイメントとしては面白い1冊でした
三賀日
年末年始を、久々に実家で過ごす
結婚してからいつも大晦日とお正月は婚家で過ごし、実家に帰省するのはその前か後、というのが常だったのだけれど
今年はいろんな事情により、実家で。。。
おネエが楽しみにしていた「○○家勢揃い年越し」は、いつもは大晦日に帰省する妹がいなかったので叶わなかったけれど。。。
元旦は、家でだらだら炬燵のお守りをしながら本読んでたら、姪っ子がやってきた
女の子3人、キャイキャイ笑いながら過ごしてる間、大人はだらだら飲んだり喰ったり・・・・
お隣のベトナム人ご一家からのおすそ分けのスイーツ
やベトナムのお正月料理だという”ベトナム式ちまき”(豚ばら肉と豆の粉を芯にして、もち米で巻き、芭蕉の葉で包んで蒸したもの)をいただく
二日は私が勝手に”郷里の妹・弟”と思っている
中高の後輩、高校の後輩であるネッ友さん達とランチ
10以上お若い可愛い妹ちゃんが、「お正月はお店もどこが開店しているかわからないので、ホテルが堅いでしょう」と、駅前のホテルの割烹を予約しておいてくださった
帰省には、30日に帰って来たときのラフ~~な服しか持って帰ってなかったので、ホテルでランチ・・ということで、お正月だし着物着たいな~と言ってたら、母がいろんな仕事脇に置いて着付けてくれました。
実家に帰ると、この楽しみがある、のよね。。。
おせち料理を綺麗に詰め合わせたお重とおこわとお吸い物もお正月らしくこっくりとこくのある白味噌仕立てのお雑煮
お昼だったけれど『瑞福』という、おめでたそうな日本酒をお屠蘇代わりにいただいちゃいました
3日は、姫路から北上するローカル線に揺られて、一昨年に義母を亡くし、今年は義姉も長男の受験のため帰省しないので田舎で一人でお正月過ごされたお義父さんのところにご挨拶に伺う
温暖な瀬戸内から、特急列車で30分も北上すると雪景色
お一人になられてからは「元気でいることが年寄りの務め!」と、生まれ育った地元で縁を育んでこられた友人方やご兄弟と声を掛け合い援け合って一人で実家を守ってくださっているお義父さんが
昼食を準備して待ち受けてくださっていた
お正月は”嫁”がいなければなんともならん・・・ような旧家もまだまだ残る中、これほど嫁のわがままを赦し、自由にさせてくださる舅さんも、そういらっしゃらないだろう
ありがたいことです。。。。
食事の後、少し歓談し、孫娘であるうちの愚娘たちに”お年玉代わりに(お年玉は頂きました、念のため!)なんか好きなものを買いに行こう!!”とショッピングモールに連れて行ってくださり、特急列車に乗り遅れないように・・・と駅まで送ってくださり、本当に至れり尽くせりの”お客様”状態で婚家をあとにした
Uターンラッシュの上り列車は指定席はすべて満席で取れなかったし、自由席も混み合っていたけれど、三人バラバラではあったけれど乗り込んだ駅から座れたし、次の乗換駅では大阪方面への列車に乗り換える人が多く降りたので、3人まとまった席に集まることもでき、無事京都まで帰着
同窓会に出席した友人たちから何通か「会えなくて残念」「恭ちゃんどうしたん?って○○が言ってたよ」「盛り上がってたよ」とかの
も入り、自宅に帰ると深夜に同窓会の様子の画像を80枚近くUPしたアルバムのURLを知らせてくれた友人もいて、同窓会気分も少しおすそ分け頂いた
あ~~~、やっぱ行きたかったなぁ。。。
次には出られると良いなww
今年もまた、よろしくお願いいたします。。。。










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